さわかみビレッジが実働段階に入ったようです |
さわかみ投信がいよいよ、さわかみビレッジ建設への実際の第一歩を踏み出そうとしていることが、報道されている。
循環型まちづくり着手へ 高島 ファンドの利益、年間数億円活用 (2009年1月5日の京都新聞より) 記事によると近く、滋賀県高島市に約10ヘクタールの土地を取得して、サテライトオフィス、社員の住宅、寮、や文化ホールなどを整備するようです。 さわかみビレッジ構想自体は101年プロジェクトと銘打たれた、 長期的視点に立った,社会との様々な形での共生活動の一つとして位置づけられているようです。 何より、さわかみ投信としての設定した目標を、大言壮語とならずに着実に達成しつつあることに関しては、祝福の意を示したいと思います。なかなか実現できることではありません。企業という存在は社会無くては存立できませんので、たゆまぬ社会還元の姿勢は企業の存在基盤を保持する上でも不可欠な行為と考えます。 しかし、澤上ビレッジ建設に対して、現在のさわかみファンド投資家側から注がれる視線は、かなり冷ややかなものになるでしょう。 その理由は以下のように整理できるのではないでしょうか? |
さわかみファンド開示内容が元に戻る |
さわかみ投信株式会社の決算分析 |
さわかみファンドのホームページがリニューアルされましたが・・ |
さわかみファンドを運用するさわかみ投信株式会社のホームページがリニューアルされています。以前のHPと比べると、一言でいうとビジュアル化されています。
さて、肝腎の運用情報については、これまでホームページ上に運用レポート(月中報告書、月末報告書)が半月遅れで公開され、誰でも閲覧することができました。 今回、レポート配信サービスはさわかみ投信に口座保有者に対する専用サービスと明確に位置づけされたようであり、ホームページ上で正式には公表されていません。 当サイトではこれまで10万人以上の顧客に提供され、また後日一般にも開示されるという理由でさわかみファンドの投資状況を前もってご紹介してきました。(以前から口座保有者のみに提供される「専用コンテンツ」は当サイトでも公表しておりません。) この度の公表方針変更の本当の意図は図りかねますが、さわかみファンドの情報提供方針に則り、今後のさわかみファンド関連情報は公開済情報をソースと致します。 さて、新たなさわかみ投信ホームページですが、やはりデザインのみの変更ではありませんでした。 |
さわかみファンドが再び資金流入傾向に戻る |
最近の株価大暴落でさわかみファンドの純資産残高はついに1500億円を割れて、10月24日現在で1477億円まで減少している。この残高は、ちょうど1年前に記録した過去最高記録である2754億円(2007年10月11日)の55%の水準であり、さわかみファンドをバイアンドホールドし続けた投資家はこの1年で平均して40%以上の評価損を被っている。
軟調な基準価額の推移を受けて2008年8月以降、さわかみファンドの解約に伴う資金流出が続いていたのですが、2008年10月も半ば近くになり潮目が変わったように思えます。 |