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個人向けマネックス債<円高時豪ドル償還型>の償還通貨確定!

 マネックス証券が提供する個人向けマネックス債の仕組み債バージョン第2弾である個人向けマネックス債<円高時豪ドル償還型>は来週11月22日に償還日を迎えるが、5営業日前となる11月15日の判定日をむかえ償還通貨が確定している。
 
 結果は残念ながら豪ドルでの償還に決まりました。残念賞として、評価損を含む豪ドルと参加賞である円貨利息お受取となりました。

 今回の相場変動は受渡日(10月23日)の豪ドル円相場の豪ドル最安値(1豪ドル=101.25円)>判定日(11月15日)の豪ドル円相場の豪ドル最高値(1豪ドル=99.35円)となり、円高豪ドル安となりました。

 この結果、仕組み債型の個人向けマネックス債の成績は1勝1敗の勝率5割ですね。この成績は果たしていいと見るべきなのでしょうか、悪いと見るべきなのでしょうか?
 私は今後継続して発売される仕組み債型マネックス債は勝ったり負けたりの成績が続き、最終的には勝率5割の水準に収斂すると見ています。そうなると、最終的には参加賞である利率が高いため、買い続ける戦略も検討できます。
 しかし、仕組み債型の個人向けマネックス債<円高時豪ドル償還型>などへの投資を検討する時は、以下の各種リスクが存在することを決して忘れてはいけません。
 私は仕組み債型マネックス債を購入するぐらいなら、通貨証拠金取引(FX)をレバレッジ1倍程度で行った方がはるかに優れていると考えています。

短期の為替変動リスクは想像以上に大きい

為替レートは長期的には当該通貨の実質購買力の大きさを反映して変動すると考えられますが、この概念の想定期間は10年、20年といった非常に超長期となります。
 一方、仕組み債型の個人向けマネックス債<円高時豪ドル償還型>、個人向けマネックス債<円高時米ドル償還型>等は満期が1ヶ月、2ヶ月と非常に短期であり、この期間を前提として為替変動の方向性に対する合理的基礎を購入時に形成できる人は少ないというか、ほとんどいないのではないでしょうか?
オーストラリアドル円相場

 例えば、今回の結果論では受渡日(10月23日)付近は直近1ヶ月で最も円高局面であり、購入に適していると判断した人も多かったかも知れません。実際、11月上旬までは円安相場となり勝ちとなる可能性が増加しましたが、11月上旬の急激な円高に見舞われてしまいました。例えば、11月にも急激な円高の発生可能性が高いなど将来の為替相場に対する自己の心証が形成できる方は購入するか否かを検討する価値はあります。

仕組み債型個人向けマネックス債には流動性がない

 通貨証拠金取引(FX)などで相場変動の流れに乗り、超過収益を恒常的に獲得できる投資家はおられますが、それはFX取引に流動性が担保されているから可能なのです。
 例えば、FX取引では上記豪ドル相場の中でも10月下旬から11月上旬の円安局面で利益確定円売りや新規円買いポジションを持つことは可能です。
 しかし、仕組み債型個人向けマネックス債はあらかじめ清算日が決められたユーロピアン型通貨オプション商品の類型であり流通市場が存在しないため中途売却が実質的に不可能なのです。

 従って、仕組み債型マネックス債についてはバイアンドホールドのみが投資家が取り得る唯一の戦略です。投資行動に制約の多い(というか実質的にない)条件下で、1日に1%、2%変動も珍しくない為替変動に参入するのは著しく不利なギャンブルと言って間違いありません。

通貨オプション取引ブローカー手数料を含む

 仕組み債型個人向けマネックス債は実質的に円プットオプション売り取引です。通貨オプション市場へは一般投資家がアクセスすることが容易でないため、マネックス証券の社是である投資家に様々な商品へのアクセス手段を提供する理念に基づいて組成された商品といえます。
 しかし、ビジネスとして成り立つためには合理的な手数料は必ずかかります。従って、仕組み債型個人向けマネックス債に組み込まれた円プットオプション価格は市場価格より割安なはずであり、市場価格との差額がマネックス証券の通貨オプション市場へアクセスするためのブローカー手数料と位置づけられます。
 この手数料がどの程度であるか測定するのは個人投資家には容易ではありません。山崎元氏は著書「投資バカにつける薬」の中で売り手の手数料がわからない商品には手をだすべきではないと忠告していますが、私も同意したいと思います。

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