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アクティブバリューオープン2007年10月状況

 T&Dアセットマネジメント投信が運用する日本株式アクティブファンドであるアクティブバリューオープン(愛称:アクシア)は投資先の業種構成に重点をおいた投資を行っているようだ。サブプライム問題による信用収縮に見舞われた2007年10月度の投資状況はどのようであったのでしょうか?

アクシアの2007年10月度騰落率
 アクシア騰落率TOPIX騰落率
直近1ヶ月-1.3%+0.2%
直近3ヶ月-6.5%+5.0%
直近6ヶ月+4.6%-4.8%
1年+14.8%%+0.2%

2007年10月は低調な投資成績に

 まず、成績面からは2007年10度の騰落率はベンチマークであるTOPIXを1.6%アンダーパフォームし、直近1ヶ月および直近3ヶ月の成績でベンチマークを下回る結果となっており、前月2007年9月では全ての比較期間でベンチマークを上回る成績となっていたのと比較すると低調な成績となっている。

ファンドマネージャーの投資判断がレポートに未記載

 アクシアのマンスリーレポートにはファンドマネージャーのコメントとして、業績配分効果によるプラス要因およびマイナス要因と銘柄選択効果によるプラス要因、マイナス要因が列記されている。
 しかし、2007年10月のマンスリーレポートから一部を引用すると、「業種配分効果は、医薬品や電気機器のアンダーウェイトなどがプラス要因になりましたが、鉄鋼や卸売業、機械のオーバーウェイト、その他製品や情報・通信業、証券業のアンダーウェイトなどがマイナス要因となり、全体としてマイナスになりました。」のように記載されている。このコメントが残念な所は同じ表現であることです。毎月、単純に業種、銘柄のみを入れ替えているだけのように見受けられ、ファンドマネージャーのコメントとしては物足りなく思うのは私だけではないでしょう。

投資先上位10社の投資比率はほぼ変わらず

 さて、アクシアの投資上位10社の投資状況を確認すると下表の通り投資先上位10社の銘柄変動は2007年8月、9月に続いて変動がなく、しかも投資比率の変動幅も最大0.4%と極めて安定している状況が継続している。
 アクシアの投資対象企業上位10社
 2007年10月末比率2007年9月末比率
1丸紅5.3%丸紅5.7%
2三井物産4.5%トヨタ自動車4.5%
3トヨタ自動車4.4%三井物産4.3%
4三井住友ファイナンシャルグループ3.7%みずほファイナンシャルグループ3.7%
5みずほファイナンシャルグループ3.6%三菱商事3.5%
6三菱商事3.5%三井住友ファイナンシャルグループ3.5%
7伊藤忠3.3%伊藤忠3.2%
8東京三菱UFJファイナンシャルグループ2.9%新日本製鉄2.9%
9新日本製鉄2.6%商船三井2.6%
10商船三井2.6%東京三菱UFJファイナンシャルグループ2.5%

 主要投資業種である卸売業、銀行業の投資比率にはほとんど変化が見られません。そこで、個別銘柄の株価変動と投資比率変動を比較することで投資行動を推測することにします。
アクシアの主要投資先7社の2007年10月株価変動
 2007年10月末2007年9月末騰落率
丸紅978d>1,054-7.3%
三井物産2,9502,790+5.7%
三井住友ファイナンシャルグループ934,000895,000+4.3%
みずほファイナンシャルグループ643,000655,000-1.9%
三菱商事3,5503,640-2.5%
伊藤忠1,4411,395+3.9%
東京三菱UFJファイナンシャルグループ1,1391,010;12.7%

 株価騰落率と投資比率推移に正の相関が認められる場合は一般的に保有株を活発に売買せず、ホールドしている状態と考えられます。
 例えば、東京三菱UFJ銀行の株価は+12.7%の上昇に対し投資比率も+0.4%上昇している一方、丸紅の株価は-7.3%下落に対し、投資比率も-0.4%下落しているなどの状況です。
 投資先上位10社の中で株価騰落率と投資比率に正の相関が認められないのは三菱商事1社のみです。三菱商事については株価は2.5%いるにも関わらず、投資比率の変動はありませんでした。
 すなわち、アクティブバリューオープン2007年10月度に三菱商事株を追加購入して、投資比率を維持していることになります。月末のファンド純資産残高、現金比率、三菱商事投資比率から、10月に三菱商事株を2万株追加購入していると推定されます。この2万株という量は投資金額換算で6000万円弱程度であり、アクティブバリューオープンの資産規模(650億円)からは0.1%程度の追加投資であり、ポジション微調整の範囲と考えられます。しかし、アクシアとして卸売業を引き続き強気と判断し、業種の中で割安な三菱商事株を購入したとの証左の一つと捉えることができます。

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