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セゾン投信ファンドの純資産総額100億円突破に想う

 少々、旧聞となってしまったが去る2007年10月2日にセゾン投信の取扱ファンド(セゾンバンガードグローバルバランスファンドおよびセゾン資産形成の達人ファンド)の純資産残高が100億円を突破した旨、セゾン投信のプレスリリースで公表された。
 投資家側の側面から見ると、純資産残高の増加というニュース自体は投資成績にはほとんど影響を及ぼしませんが、同じファンドを購入する投資家が増えていることを知らさせることによる安心感を醸成する効果はあるのではないでしょうか?
 直販投信会社の中でもありがとうファンドのように純資産残高に応じて投信会社が収受する信託報酬率が低減する場合は、純資産残高の増加のニュースを聞くと喜びも一入となりますが、セゾン投信のファンドは純資産残高で手数料の変動は現段階では、予定されていないのが残念なところです。しかし、純資産残高の着実な増加はセゾン投信株式会社の存続確実性が増加していることで投資家としても喜ばしいことであるので、今回は純資産残高に着目してみました。

セゾン投信ファンドの純資産残高の推移

さて、セゾン投信の2本のファンドの2007年3月設定以来の純資産残高の増加状況を改めて確認しました。
セゾン投信ファンド純資産額推移

 上表の通り、設定(2007年3月15日)後半月で10億円突破し、以降も相場変動に関わらず、毎月着実に10億円以上増加しています。特にセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが純資産残高の増加を大きく牽引しています。
そこで、各ファンド毎の純資産残高の割合を比較してみることにします。
 すると、想定どおりセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの割合が2007年3月以降、徐々に増加していました。 セゾン投信ファンド純資産額比率の推移

 しかし、2007年7月以降はセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの増加割合が鈍ってきています。セゾン資産形成の達人ファンドへのバンガード米国オポチュニティファンド組入れによる投資家の期待感の現われに思えます。日本の投資家が日本資産クラスに多大な期待をせずに海外資産クラスへの投資を積極化しているとの昨今の報道内容と整合した状況がここにも現れています。私も本当に日本の将来が心配になってしまいました。

直販投信会社ファンドの設定時状況と比較

 セゾン投信ファンドの純資産残高の着実な増加は他のファンドの設定段階と差があるのでしょうか?さわかみ投信のさわかみファンドおよびありがとう投信のありがとうファンドと設定当初の純資産残高の伸び率を比較してみました。すると、他ファンドよりも純資産残高の伸び率が高かったのですが、設定後半年を経過した2007年9月段階では他ファンドと同様の残高増加水準に落ち着いてきています。
直販投信会社ファンドの設定当初純資産残高月間増加率

セゾン投信ファンドの人気化の理由は?

 セゾン投信のケースにおいて、さわかみファンド、ありがとうファンドよりも設定時人気化した理由はどこにあったのでしょうか? 私は昨今の投資環境により、販売会社サイド、投資家サイド両方に人気化の素地が形成されていたと考えています。

販売会社の視点

 さわかみファンド、ありがとうファンドの設定時はファンドを購入するためには顧客負担で投信会社指定口座に振込んだ後に電話(もしくはFAX)により発注しなければなりませんでした。また、直販投信会社の社会的認知度も今よりもはるかに低く、社会的信頼性を確保しているとまで言い切れない面もありました。しかし、セゾン投信の時代には金融機関への振込手数料は無料化が主流となり、かつインターネットで発注可能となり、販売に対する閾が大きく低下しています。また、セゾン投信特有の状況としては、クレディセゾンという大会社がバックについていることによる信頼性が補完できたことが初期立ち上げの成功に奏功したと考えられます。

投資家の視点

日本政府の「貯蓄から投資へ」の大きな誘導の中で十分なファイナンシャルリテラシーを醸成し個人投資家がさわかみファンド、ありがとうファンド立上げ時よりも相当数増加していたのではないでしょうか?そのような状況の中、低廉な信託報酬の世界インデックスファンド発売という今までになかったニュースによる高評判に飛び乗った投資家は私も含めて、多数居たのではないかと思います。
 さて、今後のセゾン投信のファンドのまだら模様的予測ですが、他の直販投信会社のファンド同様に着実な純資産残高上昇の過程を辿ると見ています。一旦、川に流れ出した奔流は無理にさえぎろうとする力が加わらない限り、流れ着くところまで向かうのが自然でないでしょうか?セゾン投信の「セゾン号」も当面は時流に乗って順調に走行しそうです。




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