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今度は豪ドル版個人向けマネックス債なのですか?

 マネックス証券がまた新種の個人向けマネックス債を発売いたしました。前回はドル円1ヶ月満期マネックス債でしたが、今度は豪ドル円バージョンの個人向けマネックス債<円高時豪ドル償還型>なのです。

個人向けマネックス債<円高時豪ドル償還型>商品概要

  1. 正式名称:マネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社 2007年11月22日満期 豪ドル償還条件付円建社債
  2. 1ヶ月満期、利率10.20%/年
  3. 10万円から購入可能
  4. 購入資金および利息は日本円決済
  5. 満期時の償還金は判定日の為替レートが購入時為替レートより円高の場合、豪ドルで受取り※判定日=償還日の5営業日前(2007年11月15日)
  6. 豪ドルでの償還時に円転せず、豪ドルMMFでの受取可能
一体、先月発売した米ドル償還型と何が異なるのでしょうか?

個人向けマネックス債<円高時米ドル償還型>との相違点

  1. 円高時の償還通貨が異なる(米ドル⇒豪ドル)
  2. 利回りが異なる(8.1%/年⇒10.2%/年)
  3. 判定日の設定基準が異なる(償還日の10営業日前⇒5営業日前)

個人向けマネックス債<円高時豪ドル償還型>は上記3点の他にはドル建て償還版の個人向けマネックス債と相違点がない正真正銘の仕組み債です。実際の損益への影響についても、日本円100万円で個人向けマネックス債<円高時豪ドル償還型>を購入した場合の損益を考察すると、利益は税引後で約6,800円(=100万円×10.2%/12×80%)に限定される一方、評価損はオプション売りの性格を有している以上、理論的に投資額全額(=100万円)となります。以下は2007年10月22日時点で1豪ドル=103円と仮定した場合の損益曲線ですが、損益変動率が大きい小さい以外の観点では、前月発売の個人向けマネックス債<円高時米ドル建て償還型>と特性は同じであり、単に日本円で運用しようと考える個人投資家にとってはリスクの割りにリターンが見合わないため、購入すべきではありません。
20071006104955.gif

何故、マネックス証券は仕組み債型個人向けマネックス債を販売するのか?

仕組み債型個人向けマネックス債の発売を続けるマネックス証券の裏の意図を考えることにしてみます。そこで、マネックス証券は顧客の外貨保有残高を上昇させたいと考えているのではないだろうか?と仮定してみました。なぜなら、ある種の目的を持った個人投資家にとっては、個人向けマネックス債<円高時豪ドル償還型>を買う利点が一つだけ存在するからです。その目的とは豪ドル保有残高を増加させたい個人投資家です。実は、個人向けマネックス債<円高時豪ドル償還型>は一種の宝くじなのです。 この宝くじの当選商品は豪ドルであり、当たればマネックス証券で通常片道70銭かかる為替手数料が無料となるのです。さらに当たり外れに関わらず1ヶ月分の利息を円で支払ってくれる宝くじなのです。いわば空クジ無しの宝くじです。そこで、豪ドル保有残高を増加させたいと考える投資家は個人向けマネックス債を購入し、無料で1か月分の円利息を確定させた後に宝くじの発表日(償還日の5営業日前)を待つことで、豪ドルを保有できることを楽しみに待つのです。

それでは、マネックス証券はなぜ顧客の外貨資産保有残高を伸ばしたいと考えているのでしょうか?
 1点目として、将来の円転が発生した時に為替手数料が確実に徴収できることが挙げられます。株式や投資信託と異なり、外貨MMFについては現状では円転せずに他の金融機関にそのまま移すことができません。外貨資産獲得は、確実なストック収益を確保するための手段と捉えることができます。

2点目としては海外債券の販売強化目的があるのではないでしょうか?例えば、現在発売中の南アフリカランド建て世銀債などのようにマネックス証券は海外債券販売に力をいれているようです。マネックス証券では外貨建て買付サービスとして、海外債券購入時に外貨MMFから直接購入するサービスを設けています。
 以下、私の個人的推測ではありますがマネックス証券から近い将来豪ドル建て海外債券が販売される可能性が高いと睨んでいます。そして、豪ドル建て海外債券の有力な販路として外貨買付サービスを捉えていると読んでいるのです。有力な販路とするためには豪ドルMMF残高を積上げる目的がマネックス証券にはあるのではないでしょうか?
 私の目には今回の個人向けマネックス債<円高時豪ドル償還型>発売は将来の海外債券発売拡充のための残高積上げキャンペーン施策に見えてしまうのです。


⇒固定利付個人向けマネックス債の情報へ
⇒2007年9月発売個人向けマネックス債<円高時米ドル償還型>情報へ
⇒円高時米ドル償還型11月に第2弾発売!!

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