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個人向けマネックス債9月も発売!

 

私が8月に心揺るがされて購入したマネックス債ですが、7月の第1回債、第2回債および8月の第3回債に続いて、9月に第4回個人向けマネックス債が登場しました。
 マネックス債(正式名称:マネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社2007年12月27日満期1.0%円建社債)の発行条件は上記リンクに詳細に記載されていますが、その特徴を要約すると以下の通りです。

  1. 3ヶ月満期:2007年12月27日償還
  2. 年利率:1.00%/年(税込)⇒0.25%/3ヶ月(税引後0.2%/3ヶ月)
  3. 最低申込額:1万円
  4. 発行体:マネックス・ビーンズ・ホールディング株式会社(格付けBBB+(JRI)):投資適格で下から3番目)
  5. 時価で中途換金も可能 ⇒相対取引
 信用取引にともなう貸付金の決済目的などのため、証券会社の業務運営するために継続的に資金調達を行うことが必要となります。今回、マネックス証券は資金調達手段の一部を金融機関からの間接金融でなく、個人投資家から直接金融に変更することになります。

 最初に3ヶ月満期年1%という利回り水準が魅力的か否かを判断するために、各種金融市場の3ヶ月満期商品を個人投資家が投資可能か否かにこだわらずにまず集めてみました。

3ヶ月満期各種金融商品利回り
商品利回り
定期預金(三井住友銀行)0.25%
定期預金(イーバンク銀行)0.65%
政府短期証券(FB)472回債0.575%
CD(譲渡性預金)平均0.815%
TIBOR0.842%
※利回りはいずれも2007年9月11日時点の概数。各社HPおよび日本経済新聞より
 改めて書くに及ばないが預金は実際の資金需要者との間に金融機関が仲介するいわばデット&デット商品である。そのため、金融機関の中間マージン&リスク相当分が差引かれ、利回りは低くなる。金利上昇期に預金金利が市場金利よりも上昇が少ないのもある意味当然のことである。金融機関からすれば資金を貸し出して回収余剰を得なければ利益となりません。金利上昇で回収リスクが高まっている以上、預金金利の上昇を抑制することには合理性が認められます。資金運用ノウハウに乏しい一般投資家とでなけなしの利益を分け合うインセンティブは本質的に働かないのであります。
 そのような預金状況のなか、イーバンク銀行の定期預金はより市場価格(TIBOR)に近く、元本保証商品としてはかなり高品質である。おそらくネット専業であり、店舗維持コストなどの固定経費が少ないため実現可能な水準であろう。
 金利水準の比較では個人向けマネックス債の3ヶ月満期年1%は充分に魅力的です。


 次に、格付けBBB+格の企業が発行する3ヶ月満期:年1.00%社債の金利水準は妥当であるのか確認する必要があります。そこで、類似企業のCP(コマーシャルペーパー)の起債条件を調べてみました。

直近発行のCP発行条件
格付け期日利回り
a1(石油)約3ヶ月0.80%近辺
a1(その他金融)約3ヶ月0.80%割れ
a1+(建設)約2ヶ月0.72%台

 A格とBBB+格ではデフォルトリスクの大きさが異なるため一概には判断できませんが、個人向けマネックス債の3ヶ月満期年1%の条件は私の感覚では大きく不利なように感じませんでした。
 マネックス証券主催のセミナーでの松本大社長の話でも、1.0%という金利水準はマネックス証券が金融機関から調達する場合の金利と同様レベルということでしたので、感覚と大きく相違することはないと考えています。


 それでは、マネックス証券はなぜ資金調達手段の一部を個人向けマネックス社債に変更したのでしょうか?そこに何かありそうです。
 実はマネックス証券の松本大社長のブログにはマネックス証券の経営指針に裏付けられた今回のマネックス債発行にかける熱い想いが公開されています。
 そうなのです。私が個人向けマネックス債に投資したのは、単にマネックス債の金利水準に魅せられたのではなく、個人投資家に短期金利上昇の恩恵を得られる商品への投資機会を与えたいというマネックス証券松本社長の本質的な志に共感できたからなのです。
 投資は文字どおり資金を投げる行為であります。だからこそ、自らの判断で良いと思うものに対して投げるべきだと考えています。投げる先にも意思を込めるべきなのです。今回、良い商品を提供して頂いてありがとうの感謝の気持ちを込めながら私は資金を投げてみたのです。


 補足事項となりますが、基本的に中途解約という考え方は社債には存在しません。止むを得ない場合は社債を売却することになりますが、証券会社等との相対取引となりますので、買い手に相当のマージンを要求されることが通常ですので注意が必要です。市場集中取引でない個別社債には常に流動性リスクが並存することに留意する必要があります。


 ところで現在のところ、個人向けマネックス債は10月以降も継続して発売されるようです。市場金利が下落過程にあるため、次回の発行では金利水準も低くなり、人気が衰えるかも知れません。しかし、志は変らない限り、別の意志による良い商品が発売されるでしょう。今後もマネックス証券の活動には目が離せません!!


⇒もう一つの個人向けマネックス債<円高時米ドル償還型>情報へ
⇒個人向けマネックス債<円高時豪ドル償還型>情報へ
⇒個人向けマネックス債<円高時米ドル償還型>11月に第2弾発売

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コメント
この記事へのコメント
ご答礼ありがとうございます
モンチさん、こんにちは。
お褒めのエントリーを書いたら、
すぐに反目に回られた気分なのです。マンセーではなく是々非々で判断するしかないようです。ドル償還特約付きマネックス債も売れているようですので、一般の投資家は時間のリスクを大きく見積もっているようですね。また、よろしくお願いします。
2007/09/17(月) 16:31 | URL | あまはら #-[ 編集]
遊びに来ました
トラックバックありがとうございます。

私もマネックス債は、悪くない投資先だと思ってますし、すぐに売り切れるところをみると、他の投資かも悪くないと考えているのかもしれませんね?

逆に今回新たにドル償還の特約がついたマネックス債が出ましたが、あっち側はちょっと、、、て感じですね。(こちらのサイトでも別記事で詳しく書かれていますが)。

これが、マネックス債(普通の方)で分かった「短期でもっと利率が良い物」という個人投資家の要望に対する答えなんでしょうか(^^;
2007/09/17(月) 00:14 | URL | モンチ #61lvyUHM[ 編集]
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