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直販ファンドの2010年運用結果を振り返る

 今年2010年は、直販投信会社が運用するファンドに鎌倉投信の結い2101が3月に新たに追加されました。結い2101の組入れ対象銘柄からは、鎌倉投信が提案する独自の投資スタイルが次第に姿を現しているようであり、これまでの投資信託とは異なった運用が大いに期待できそうです。

 実際、投資信託という投資手段は、間にファンドを介することで生じる「投資家」と「投資対象企業」の距離感が「投資を実感する」上での障害であったのですが、鎌倉投信が行っている距離感の垣根を取っ払う努力は今後、「投資思考」が普及する中で社会風土の形成にも貢献できているのではないでしょうか?

 さて、1銘柄ラインナップが増加した直販投信ファンドですが、2010年の運用成績を比較してみました。まずは、ファンドを投資対象とするファンドオブファンズ銘柄からどうぞ

ファンドオブファンズ投信はTOPIXを凌駕

直販ファンドオブファンズ基準価額騰落率(2010年)
いずれのファンドオブファンズ投信も日本株全体の指数であるTOPIXを0~4%弱超過する成績でした。騰落率の推移からは各ファンドとも共通して9月以降のTOPIX下落へのお付き合いを控えたことによる下落幅の少なさが大きく見えます。日本株の騰落率をベンチマークとした場合、良い結果に終わったといえそうです。
 但し、2010年1年間でも、(1)1月~4月までの上昇期、(2)5月~9月までの下降期、(3)10月以降の上昇期の大きく3段階の価格変動の波があった。9月にはファンド組入れを控えたというメッセージを発したファンドもあったが、現金運用ポジションの調整により、運用成績の変化幅は相当に大きいといえるでしょう。
 ファンドオブファンズ投資信託へ支払う信託報酬の大部分は、運用資産の投資割合の調整により超過して獲得した収益に基づくべきですので、価格変動の波に上手に乗れる投資信託とお付き合いしたいものです。計量的に説明して頂けるファンドはないものでしょうか?
 あと、ファンド銘柄毎に大きな運用成果上の特徴を見出せていないようです。言い方は多少悪いかもしれませんが、「どれも同じ」ということです。ファンドオブファンズならこの一本という個性が出てくることも期待したいものです。
 
 一方、ファンド自身が直接株式投資を行っている直販株式ファンドの成績はこちらです。

直販株式ファンドの結果はまちまち

直販株式ファンド基準価額騰落率(2010年)
ご覧の通り、2ファンド(ひふみ投信、結い2101)がプラス、1ファンド(コモンズ30ファンド)がマイナスとなりました。さわかみファンドも記載しているのですが、一卵性双生児のようにTOPIXと値動きが類似しているので、目をこらさないとわかりません・・。
 
 さわかみファンドでは、依然として、
 
 東証一部上場企業の配当率+(売買損益率+評価損益率)≒信託報酬率(1%)

 の関係が成立し続けているようです。直販ファンドの中では段違いの純資産残高を誇るだけに、顧客資産の増加に主体的に貢献できていない残念な状況が続いていますね。投資対象企業の質は十分に確保できているようですので、後は運用成績に反映できることをお祈りしています。
 
 また、結い2101の値動きを見ると、1999年~2000年頃のさわかみファンドの設定当初の値動きが想起されます。当時は株式市場は、インターネットバブル一色の中、さわかみファンドは当時人気が離散していた住友金属等を買いましていました。何となく、チャートの形が似ているように見えるのは単なる気のせいでしょうか?
 ともかく、ようやく水平線に顔を出せたようですので、単なる息継ぎに留まり再び潜水してしまわないことを期待しています。
 
 このようにアクティブファンドの運用結果は、ファンドオブファンズ投信と比べてバラつきが大きいことは間違いありません。運用内容の結果だけに注目していてはアクティブファンドを持ち続けることは難しくなります。ファンドが投資対象として選別している投資対象企業の事業への関心、運用者の人柄(企業風土)、思考方法(運用哲学)、目指すべきところ等に一定の共感を持てるかが決定的に重要でしょう。

 アクティブ投資信託への投資は、金融商品投資ではなく事業投資の感覚で投資を行うべきものですね。

何はともあれ、来年2011年も直販投信ファンドには注目と、期待をし続けたいと思います!!

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2013/04/15(月) 12:59:28 |
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