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コモンズ30ファンドを自分で創る

 直販投信会社、コモンズ投信の「コモンズ30ファンド」は、昨年2009年1月19日に運用を開始して、ほぼ1年を経過した。
 30年目線で選別した企業に投資するコンセプトを軸に、運用開始後約9ヶ月で、ファンド組入れ銘柄数も名の通り、30銘柄に到達している。設定以来の運用成績も運用環境にも支えられ、今のところ好成績を残している。

 30銘柄という、コモンズ30ファンドの投資銘柄数は、個人投資家がコモンズ30ファンドを通さずとも、全ての銘柄に投資することは、不可能な水準とはいえない数である。

 ただ、残念なことにコモンズ投信が毎月公表している月次運用報告書には、投資先銘柄の全てが記載されていません。

 そこで、これまでに公開されているコモンズ30ファンド関連の資料を拾い上げると、24銘柄は具体的な銘柄が判明していますので、まとめてみました。
(情報源の鮮度から、既に売却済の銘柄が含まれる場合があります。)
コモンズ30ファンド投資銘柄
No.銘柄1単元価格(1/31現在)
1エーザイ(4523)336,500
2コマツ(6301)182,000
3資生堂(4911)185,800
4トヨタ(7203)349,000
5任天堂(7974)2,530,000
6ダイキン工業(6367)335,500
7東京エレクトロン(8035)552,000
8HOYA(7741)242,000
9パナソニック(6752)142,200
10シスメックス(6869)506,000
11堀場製作所(6856)216,500
12ピジョン(7956)354,500
13商船三井(9104)566,000
14ホンダ(7267)307,500
15テルモ(4543)506,000
16三菱商事(8058)218,700
17クボタ(6326)813,000
18マキタ(6586)302,000
19日揮(1963)1,690,000
20森精機(6141)91,400
21日本製鋼所(5631)1,112,000
22久光製薬(4530)326,000
23ケーズホールディングス(8282)287,800
24マニー(7730)624,000
25  
26  
27  
28  
29  
30  

上記24銘柄を各々1単元保有した場合、2010年1月末時点の時価総額は約1277万円となった。任天堂、日揮、日本製鋼所の値嵩株上位3銘柄でポートフォリオの40%を超える特定銘柄に偏った擬似コモンズファンドの出来上がりだ。

 この擬似コモンズファンドと、現実のコモンズ30ファンドの投資成果とどの程度の差異が生じているのだろうか?30銘柄を達成した2009年10月以降の月次成績を比較すると・・・
コモンズ30ファンドVS擬似コモンズファンド(20100131)
 4ヶ月の比較では、本家「コモンズ30ファンド」の3勝1敗となったが、騰落率差の、および傾向に特段の差は認められない。単に、擬似コモンズファンドの成績は、組入れ値嵩株の影響をより大きく受けた結果と捉える方がいいだろう。

 そこで、組み入れている値嵩株(この場合、任天堂、日揮、日本製鋼所、クボタ等)への投資意欲が高い投資家にとっては、今回のような擬似コモンズファンドで実現する分散投資も十分に検討できるものである。何分、直接に企業株主となることが最大の利点であり、投資信託を通じた投資では醸成しにくい資本提供者をより意識することに繋がる。

 一方、個人投資家は資金量の制約から値嵩株の買い増しには大きな決断が必要となり、ポートフォリオの変更は制約を抱えている。この点、同じ銘柄を投資対象としながらも、運用に資金的制約が少ない、投資信託を通じた投資の利点がある。各銘柄の投資比率も、よりきめ細かく調節できるため、リスク抑制に繋げることができるだろう。

 ただ、信用できるビークル(この場合、コモンズ投信)を上手に選択するかが、投資信託投資の一番のキモとなる部分である。いくら、最終投資対象が優れていても、途中段階に信用不安を抱えていたり、コストが高くては台無しとなるからだ。

(続)コモンズ30ファンドを自分で創る


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コメント
この記事へのコメント
SHINOさん、お返事遅れました。

 価格設定は、商品をどのようなスタイルで売るかという、販売政策と密接に絡むと認識しています。商品に独自性を持つならばなおさらです。
 逆に、株式の売買や、インデックスファンドのように差別化が効かない(どこでも同じ)汎用品の場合、規模の利益追求による低価格戦略が優先戦略になるでしょう。(それしか、差をつけられない・・)

 コモンズ投信さんは、低コストを最優先理由とした投資家を積極的に受入れる気はないでしょう。
 このような投資家はより低コストな他の商品が販売されると簡単に乗り換えされるからです。
 むしろ、投資価値の共有できる投資家を仲間として求めているとお見受けします。
 コスト水準の設定は、事業の利益水準や、顧客選別志向も絡みますので、何ともいえませんが、あまはらは現時点では高いとは思っていませんし、少なくとも黒字化までは値下げする必要もないと考えています。
2010/03/07(日) 14:23 | URL | あまはらです。 #lawMbO2I[ 編集]
確かに
確かにあまはらさんのおっしゃるように赤字経営が続くことでしょう。一定の金額に達するまでの最初の数年間は赤字であることが容易に予想できます。また応援したい気持ちも同意します。

ただ理想を言うことが許されるのであればスタートから1.05%以内にしてほしかったですし、もっといえば積立を一定額以上などと限定するなどでコスト比率を下げてインデックスファンド並の信託報酬(例えば0.5%等)に挑戦してくれるところがでてきたらいいな、と夢のようなことを思ったのです。でもさすがに0.5は夢ですかね。
2010/03/03(水) 21:55 | URL | SHINO #5wmSjz6k[ 編集]
SHINOさん、お久しぶりです。

 あまはらはSHINOさんとは、コストに対しては、若干異なる考え方を持っています。
 現実として、ほとんどの直販投信会社はコストを切り詰める中でも赤字経営が続いています。
 あまはらは長期投資向け投資信託の供給という事業価値を高く評価し、永続して欲しいと真に願っています。
 その為には、まずは収支バランスを確保し、事業として成り立つことが先決なのです。
 信託報酬1.2%の支払いで、価値提供に貢献できるのであれば、わずかながらも支援したく存じます。
 あまはらがコモンズ30ファンドの組入れ銘柄の個別投資を進めながらも、コモンズ30ファンドの積立投資を始める本質は、ここにあるのです。
 もちろん、ファンド顧客の視点からは同じ商品ならば、より低コストを当然に望むでしょう。
 しかし、大規模運用会社が実現するコスト構造に届いていないのが、直販投信会社の現状ではないでしょうか?
 山崎元氏のご発言はファンドマネージャーに限ればそうかも知れません。のレベルと認識しました。
 投信運用会社のコストに占める人件費の割合は決して少なくありませんが、他にも色々な経費がかかるようですので、一概には言い切れないのではと考えます。
2010/03/02(火) 21:29 | URL | あまはらです。 #lawMbO2I[ 編集]
信託報酬について
いつもお世話になっております。

確かにコモンズ投信は興味深いですね。優良な企業をバランス良く保有している感じがします。コモンズの会長さんはインデックスファンドに批判的であり、私もその理論に共鳴しました。

しかし、アクティブ運用だからといって毎年の信託報酬(手数料)が高くていいわけではないと思います。山崎元さんは、楽天証券のホームページの中で「ファンド・マネジャーにかかる負担も、必ずしもアクティブ運用の方が大きい訳ではない」と言っており、なるほどと思いました。年率1.2075%というのは決して低くはないので、リサーチを言い訳にしないで、もう少し安くしてくれることを願っています(20年30年後には複利の力で大きく成果が変わってくるので)。
2010/03/01(月) 23:51 | URL | SHINO #5wmSjz6k[ 編集]
Re: コモンズレター
あつまろさん

 口座保有者のみに限定公開するという運用者の意思を尊重させて頂いています。
コモンズレターにはまだ延べ14銘柄しか記載されていませんので、10銘柄は他の公開資料記載分を掲載しました。
 
 あまはらはコモンズ30ファンド投資銘柄の個別保有を始めました。今のところ、最大で8銘柄が候補に挙がっています。
2010/02/11(木) 00:50 | URL | あまはらです。 #-[ 編集]
コモンズレター
あまはらさん、こんにちは。

HPをみてみましたが、一般向けには保有銘柄部分は掲載されていませんでした。

私が見ていたのは、ログオン後のコモンズレターを見ていたので、そこで保有銘柄が載っていました。
が、口座保有者向け情報であれば、公開しない方がよいのかもしれませんね。
2010/02/09(火) 00:01 | URL | あつまろ #-[ 編集]
あつまろさん、コメントありがとうございます&お久しぶりです。

 コモンズ30ファンド+お気に入り銘柄個別投資がいいのではと考えています。

現在、HPで公開されているコモンズレターには30銘柄全ては記載されていないようです。

 過去に、一般に公知されているのであれば、教えて頂けると幸いです。
2010/02/07(日) 16:16 | URL | あまはらです。 #lawMbO2I[ 編集]
コモンズ30
あまはらさん、こんにちは。

私もコモンズ投信好きなのですが、ある程度の資金がある前提ですが、30銘柄なら疑似的に自分で作れちゃいますね。

>そこで、これまでに公開されているコモンズ30ファンド関連の資料を拾い上げると、24銘柄は具体的な銘柄が判明していますので、まとめてみました。

コモンズレター12月分で、もう30銘柄紹介されてます。
2010/02/07(日) 14:03 | URL | あつまろ #-[ 編集]
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