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配当金受領方法の利便性を比較する

 2009年からの株券電子化制度に伴い、配当金受領方法が従前からの「配当金領収書方式」に加えて、すべての配当金を一つの銀行で受取る方式(登録配当金受領口座方式)と、株式を保有する各証券会社の口座で受取る方式(株式数比例配分方式)と3種類に多様化しています。
(「 株券電子化で配当金受取がより簡単に!! 」もご参照)

 なお、新方式(登録配当金受領口座方式、株式数比例配分方式)を選択した投資家には、企業からの配当金支払案内時に、「配当金計算書」も同封されています。この点、2009年度の税制改正において、配当所得と譲渡所得の損益通算が認められるようになったことから、来年年初の確定申告時にどのような手続きが必要になるか、興味深いところです。

 そこで、各々の配当金受領方法の利便性をまだら模様の投資生活サイトのテイストで比較してみました。

配当金領収書方式の場合、支払通知書にて確定申告可能

配当金受領方式の分類
配当金受領方式配当金受領方法利便性
(2009年分)
利便性
(2010年分)
確定申告資料
配当金領収書方式
(従来方式)
配当金領収書を金融機関持込×支払通知書
受領配当金登録口座方式銀行口座へ振込
(証券保管振替機構に口座登録されるため、
全ての株式に一律適用)
配当金計算書
株式数比例配分方式証券口座へ振込
(株式を保有する各証券会社の
口座に各々入金される)
配当金計算書

 標題の通り、2009年度は配当所得と譲渡損の損益通算を行うには確定申告が必須となりますが、従来からの配当金領収書にて配当受領している投資家には、2010年初に各企業から確定申告の「支払通知書」が送付されるようです。従って、証明資料用に必ずしも配当金領収書を換金前にコピー保存する必要はなさそうです。
 しかも、支払企業単位に作成されるとのことですので、確定申告により不利益を被る可能性がある、扶養家族の方や国民健康保険(旧ただし書方式の自治体)利用者にも、比較的やさしい制度といえるでしょう。すなわち、必要な分(譲渡損相殺分)だけ配当所得を申告し、その他は申告不要制度を適用することで、総所得金額増加を避けることも可能です。
 なお、年間の配当金が100万円以上(少額配当除く)の場合は、確定申告必須のまま変わらないようです。(税率は10%(H23年まで)となりましたので申告する必然性はなくなっていますが、申告義務は残っているようですので、ご注意を)

来年以降は、登録配当金受領口座方式の利便性高し

 さらに、来年度からは証券口座の特定口座内で配当所得と譲渡所得の損益通算が可能となりますが、利便性が一番高いのは、登録配当金受領口座方式でしょう。

 まず、株式数比例配分方式の利点は証券口座内で損益通算が完了しあわよくば確定申告不要になることですが、複数の証券会社に口座を開設している投資家は、一つの証券口座内で損益通算されてもほとんど有り難さは残りません。全ての口座が損失、もしくは利益でかつ繰越損失がない人の割合は相当少ないでしょう。
 次に、配当金領収書方式ですが、支払通知書は年1回しか作成されないため、年2回の配当を行う企業の場合、配当所得と譲渡損失の損益通算のフレキシビリティが若干ですが落ちてしまいます。少数の銘柄に集中投資している投資家は影響が大きいでしょう。

 さて、あまはらに関しては本年、配当金領収書ならぬ分配金領収書(REIT)を頂いているため、申告の為にコピー保管していましたが、コピーを利用することなく、今後交付される支払通知書での確定申告することになりそうです。2009年に権利確定日を迎えた配当金等は登録配当金受領口座方式に変更済のため、既に配当金計算書の収集資料がたまっています。来年は、確定申告資料の郵送料が高くなりそう・・・

 最後になりましたが、個人が開設する証券会社口座は特定口座(源泉徴収有り)一択の前提で話をしています。先に支払うべきものを支払済だからこそ、確定申告の際に色々な選択肢が残されるのです。この利点の非常に大なること、間違いないところなのです。

⇒2009/12/29更新配当金受取方法の登録内容を確認していますか?


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