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長期投資ファンドの投資判断を比較する

 直販投信会社のファンドは、ファンド自らが選別した優良ファンドへの長期投資を基本戦略としているようです。しかしながら、これら長期投資ファンドの目論見書などに記載される運用方針の文言は、大変似通っており、本当の運用方針は文言の裏側を読み取ることが必要でした。
 しかし、2008年10月以降の大荒れの外部環境の中で、各社の運用方針の違いが具体的な運用行動に現れてきたようです。
 今回は、長期投資ファンド各社の投資判断を比較してみることにします。

 まずは、運用結果を比較してみますと・・
主要直販投信ファンドの騰落率推移
ファンド名2008年10月2008年11月
騰落率現金比率騰落率現金比率
ありがとうファンド▲18.3%13.7%▲9.3%15.4%
セゾン資産形成の達人ファンド▲25.3%5.0%▲5.84%9.6%
浪花おふくろファンド▲19.15%25.6%▲5.43%22.9%
かいたくファンド▲14.8%56%▲3.0%61.2%
らくちんファンド▲17.9%約25%▲4.9%約25%
楽天株式ファンド▲19.6%10.5%▲5.9%10.4%
ひふみ投信△0.7%1.57%△3.55%0.95%
ユニオンファンド▲5.0%13%

騰落率は現金運用比率と相関性大

 2008年10月1日から運用開始したひふみ投信はこの2ヶ月で騰落率プラスと上々の滑り出しを見せています。ひふみ投信は他の長期投資ファンドが採用するファンドオブファンズ形式ではなく、自らが国内外株式に選別投資するアクティブファンドですので、他の長期投資ファンドと運用成績の単純比較は困難ですが、難しい運用環境の中、騰落率をプラスに保持していることは特筆すべきことです。
 その他ファンドオブファンズ投資信託では、現金保有割合と騰落率の相関関係が高くなっています。各投資信託の投資対象国はかなり異なりますが、世界経済のカップリング現象により、国際分散投資といえども資産クラス内の分散効果は低下していることが読み取れます。

 運用成果に大きな影響を及ぼした現金運用比率のコントロールですが、2008年10月の大幅下落を受けてか、各社の2008年11月の投資行動には大きな特徴が観察されました。

組入れファンドの追加購入を控える運用会社が相次ぐ

主要直販投信ファンドの2008年11月コメント
ファンド名コメント
ありがとうファンド今のような荒れ模様の相場環境の下では、少しでも値動きを平準化しつつ次の相場上昇は着実に取っていくために、キャッシュポジションを厚めに保っている現在の戦略が有効
セゾン資産形成の達人ファンドこれまでよりも長い時間軸で投資の機会を窺っており、11 月度は投資を行いませんでした
浪花おふくろファンド組み入れ投資信託会社へ下落要因をヒアリングしつつ、現金ポジションをいささか多めにゆっくりと買付をしております
かいたくファンド11月は全面的にファンドの購入を見送りました。市場の変動率が大きく、対象ファンドの基準価額の値動きが激しかったためです。
らくちんファンド若干の買い増しをした程度で、もう少し、じっくりと様子を見てやろうと思っています。
楽天株式ファンド楽天株式ファンドの実質的な株式組入比率は今後も高く保つ方針です。
ひふみ投信11月には3社ほど、中身がしっかりしているのに安く放置されている会社の株式を買いました。
ユニオンファンドこの局面で弊社は現金比率を高めておく理由は無いと考え、ファンドに託されたお客様からの資金流入は、積極的に“働き”へ出しています。
※コメントは筆者が月次運用レポートから11月の運用状況の特徴を表すと判断した部分を引用したものです。全文詳細につきましては、運用レポートをご覧ください。

 各社の昨今の相場状況の見方には相当の幅があり、セゾン資産形成の達人ファンド、かいたくファンドのように新規投資を控えたことを明示したファンドから、ひふみ投信、楽天株式ファンド、ユニオンファンドのように株式投資比率を高位に保つファンドまで様々に分かれています。
 各個人投資家が今の相場状況に対する考えを整理し、そしてどのような投資を実践したいのかを踏まえた上で、直販投信ファンドの運用哲学、運用方針、ならびに実際の投資行動と照らし合わせることで、大きな乖離がないか、満足感が得られるかを根拠に選択するいい機会のように思えます。

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