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J-REITの銘柄信用度が明らかになる

 ニューシティレジデンス投資法人が民事再生法の適用を申請した翌日10月10日のJREIT市場は予想通り大荒れとなり、上場全42銘柄中、8銘柄で売買が未成立となったことを始めとして、25銘柄がストップ安水準で売買を終了するというJ-REITの歴史に記録すべき日となった。投資家のJREITの運営に対する強い不安心理が、率直に相場にあらわれた格好です。

 しかし、このような相場状況においても、ストップ安を記録しなかったり、もしくは場中にストップ安水準まで一旦売り込まれたものの、終値ではストップ安から回復した銘柄も存在しています。このことは、多くの投資家から一定水準の信用を得ている銘柄については、値下がり時に長期的な利回りの高さを志向する投資家からの買いが入ったと考えられるのです。
 2008年10月10日は格付機関の信用格付けでは解らない、投資家側に立ったリート銘柄の信用度が白日に晒された日なのです。
 それでは、2008年10月10日(金)の取引で売買未成立、ストップ安とならなかった銘柄を発表します。
投資家信用度の高いJREIT銘柄一覧
投資対象コード銘柄名10月10日取引概況投資
利回り
オフィス8951日本ビルファンド投資法人午前:始値ストップ安
午後:回復
6.1%
オフィス8952ジャパンリアルエステート投資法人午前:始値ストップ安
午後:回復
6.6%
商業施設8953日本リテールファンド投資法人午前:安値水準の取引
午後:ストップ安後、急速回復
10.6%
オフィス中心8954オリックス不動産投資法人午前:ストップ安水準
午後:ストップ安水準
9.2%
オフィス+
商業施設
8955日本プライムリアルティ投資法人午前:始値ストップ安
午後:若干回復
9.0%
オフィス8959野村不動産オフィスファンド投資法人午前:始値ストップ安
午後:大きく回復
7.6%
オフィス8961森トラスト総合リート投資法人午前:始値ストップ安
午後:若干回復
6.3%
物流施設8967日本ロジスティックファンド投資法人午前:ストップ安水準から回復
午後:午前終値近辺の取引
5.9%
商業施設
中心
8977阪急リート投資法人午前:一時ストップ安
午後:回復
8.3%
 JREIT創生期からの名門リートが高信用度リストに名を連ねる結果になりました。10月10日はストップ安となったものの、個人的にはグローバルワン不動産投資法人(8958)もリストに付け加えたいところです。

 さて、これらの銘柄は投資口発行数が多く一方通行な売買に陥りにくいため、ストップ安にならなかったとの見方もできます。しかし、資産規模が大きくても、信用できない投資先の下値を拾う投資家は多くは現れません。 たとえば、住居系REITで資産規模3000億円を誇りながらも運営母体のパシフィックマネジメント(8902)の信用不安を引きずる日本レジデンシャル投資法人(8962)は、多量の売り注文でストップ安比例配分となっているのです。
 従って、今回の暴落相場でストップ安から立ち直った銘柄はより多くの投資家から一定の信用を受けていると捉えることができるのです。

 また投資利回り面でも、概ね6%以上の水準まで価格下落してきました。個々の投資家で、上記銘柄の中で長期的に保有できるという信頼感が形成できる銘柄が存在するのであれば、買うべき時がきているようです。

 あまはらは保有1銘柄について、ストップ安水準に買い指値注文を置いていたために早々に約定することになりました。(前エントリー:ニューシティレジデンス投資法人が経営破たんご参照) 日本ビルファンド投資法人(8951)、ジャパンリアルエステート投資法人(8952)、グローバルワン不動産投資法人(8958)等のいわゆる上位リートは価格が高く、これまで手が出ませんでしたが相応水準まで低下していますので、投資開始には魅力的に考えています。

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この記事へのコメント
不安定な市況が続きますね
不安定な市況が続きますね。一週間ほど前の私の予測どおりになってしまいました。

このたびの株価急落に関して、歴史・政策の観点からのレポートを書きましたので、興味がありましたら当方のBlogをご一読ください。

たった一週間前の予測ですが、楽観論を吹き飛ばすのに十分な内容でした。そして先日、日経平均は1000円下げました。翌日は少々、反発しましたが。

週刊文春によると、REITを売っている東証一部上場企業の破綻リスク第9位は、なんと野村不動産HD(転売用不動産を除いた当座比率ワースト10にランクイン)。
http://www.data-max.co.jp/2008/10/post_2882.html
http://diamond.jp/series/nagasawa/10049/?page=3

J-REIT会社の突然死に驚いてはいけません。ニューシティ・レジデンス投資法人に、破綻の1か月前まで、AAAとかA+とかを出していた格付け会社の担当者は、今頃、「投資は自己責任。凍死家の損失と、うちは無関係」と開き直っていると思いますよ。金融業界標準の、高い給料をもらいながら。

野村不動産HDが破綻するとしたら、野村證券が救済に入ると決めてかかるのも危険です。カーライルは同ブランドのカーライルキャピタルが債務不履行になった時、容赦なくつぶして損切りをしています。

最近、ゴールドマンサックスが、J-REITは底を打ったと宣伝していますが、信じられません。証券会社や格付け会社が出す情報は、常に、大本営発表のブルです。

お気に召しましたら、当方の麻生ロゴを個人ブログのサイドバーなどに貼っていただけますと、幸いです。この不況は政治の不手際で拡大する恐れがあります。

よろしくお願いいたします。下記が当該の情報です。

■大恐慌を読み解く
http://harepanda.blog.so-net.ne.jp/2008-10-13
■緊急アピール:自公に大恐慌を止める能力はない
http://harepanda.blog.so-net.ne.jp/2008-10-10
2008/10/21(火) 16:18 | URL | harepanda #ZI.1rKWU[ 編集]
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