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さわかみファンド投資状況(2008年9月末)

 目下のさわかみファンドの一番の注目点は、既存のさわかみファンド投資家から信頼を保持できるかではないでしょうか?
さわかみファンド月間口座増加推移(200809)
 さわかみファンドの契約顧客数は前回の2008年9月12日よりも若干盛り返しましたが、より重要である定期定額積立顧客数については、減少に拍車がかかってきたように見えます。
 2008年9月の定期定額積立で約19億円近い入金が、その後のスポット注文(買付、解約)の結果、最新の10月1日申込日基準では7.6億円流出しているのです。
 現状の状態のままでは、定期定額入金のうち株式投資に回せる金額は限られ、解約資金の手当て目的に短期金融資産への留保額を増やさざるを得ません。
 これまでは、定期定額積立資金の入金がない月後半には、株式投資比率が上昇する傾向が観察されていました。しかし、9月末の状況は一変しているのです。

株価下落により、株式投資比率が低下?

 9月後半も軟調な株価形成が続きましたが、値下がりしたにも関わらず、さわかみファンドは普段のように追加買付を積極化させていません。
さわかみファンド株式投資比率推移20080930 9月末の株式投資比率は98.88%と9月上期の99.14%よりも更に低下しました。 しかし、積極的に売却したというより、保有株式値下がりにより株式評価額が減少したためと考えられます。実際にあまり頻繁な売買は行なっていないようです。
さわかみファンド売買銘柄数推移200809
 実際に9月下期のさわかみファンド売買銘柄数は買付18銘柄、売却18銘柄(うち、全部売却1銘柄(京浜急行電鉄))と売買銘柄数は、低位安定状態になっています。もはや、以前のような意思を持った売買行動が行なえる余裕に乏しくなっているように伺えます。その背景には継続する資金流出に対して、資金手当てが生じている恐れがあります。

投資家の信頼を回復させるには?

 さわかみファンドの一投資家としては、今回のような事態に陥ったのは誠に残念でなりません。さわかみファンド運用側も既存投資家へのメッセージ(励まし?)を発行していますが、それだけでは信頼の回復には至らないと考えています。それは、あまはら自身がメッセージを読んだ所感でもあるのです。もはや、メッセージではなく態度が必要な時期に来ています。

 あまはらが考えるさわかみファンドの問題点は・・

ファンド運用側と投資家の利益相反関係の解消

 さわかみファンドを運用するさわかみ投信株式会社は2007年3月期決算に引き続き、2008年3月期決算でも営業利益率50%近い、大幅黒字を計上している可能性は高いでしょう。
(当サイト: 低コスト投資信託への最大の障壁を考える ご参照)
 逆にリスクを引き受けた投資家は、さわかみファンドの運用により少なからず損失に至っているのです。 この状態で、同じ船に乗っているクルーと顧客が長期投資家仲間と呼び合うことがそもそも無理なのです。仲間と呼び合えるのは利益が生じている時のみという、他の普通のファンドと同様の幸薄い関係に、さわかみファンドと顧客間は陥っています。

 仲間と呼びあうからには、船と同様にクルー側にも一定のリスクを負担してもらうことが必要でしょう。
 例えば、さわかみ投信株式会社の100%持株会社であるさわかみ合同会社に利益配当を行い、さわかみ合同がさわかみファンドを買い付けてリスクを負担するのも、一案です。
 さわかみ投信株式会社は配当ではなく自社株買いにより、さわかみ合同会社に利益を積極還元しているようですから、尚更です。
 自らの将来の夢(101年プロジェクト)のみに突き進むのではなく、是非、今の投資家の立場も真剣に考えて頂きたいのです。


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コメント
この記事へのコメント
早くも時価総額1割減少
SHINOさん、コメントありがとうございます。
 
10月6日でいきなり、時価総額1800億円を割れてしまいました。(はやくも2割達成)
 需給のみで決まる市場価格の暴力でしょう。今日も解約注文が多数発生していることが懸念されます。
 この段階で買えるのは、真に信頼の置ける投資先だけでしょう。
 さわかみファンドがその地位から滑落したのは、あまはらにも誠に残念なのです。
2008/10/06(月) 18:39 | URL | あまはらです #lawMbO2I[ 編集]
15日の結果次第では換金も検討します。
返信ありがとうございます。さわかみファンドの時価総額が1000億も視野ですか!今でさえ大損なのに。。

10月15日のさわかみレポートを見て、結果次第では一部換金も検討したいと思っています。

残念ですが、私の期待通りに大胆に保有銘柄の集中度を高めてくれる可能性は小さいと思っています。。
2008/10/05(日) 21:24 | URL | SHINO #swvXiI1s[ 編集]
SHINOさんへ

 例として、今年1月からの連続売却銘柄のうち、利益確定を除く損切り銘柄は、現在21銘柄残っています。仮に全部一括売却しても25億円強程度にしかならず、この資金でパフォーマンスの大幅改善は期待できませんので、遥かに大胆に銘柄激選を行い、現金保有比率を大幅に改善してリスクを下げる必要があります。
 現時点のさわかみファンドは顧客層が持つ平均リスク許容度に対して、リスクをとりすぎた運用になっており、さわかみファンド顧客の志向とミスマッチが発生しているのです。
 このままの運用を続けると、さわかみファンドの時価総額が現在の半分の1000億円になることも視野に入れなければならないと考えています。
2008/10/05(日) 09:39 | URL | あまはらです #lawMbO2I[ 編集]
投資家の信頼を回復させるには?
10月3日の終値がとうとう1万1000円台を割ってしまいました。さわかみファンドの基準価格も11710円まで下がってしまいました。今、現金預金をたくさん持っている人はうらやましい限りです。

さわかみ投信は、今まで投資してくれた顧客に対して、最大限お金を元通りにして増やす努力をしなければならない、と思います。

私の案ですが、以下の提案をしたいと思います。そのためには、保有銘柄の入れ替えを大胆にすべきだと思います。バイアンドホールドなんていっている場合ではありません。9月後半の株安時では少ししか仕込んでいなかったのは残念です。もっと小優良・小割安銘柄を「ごめんなさい売り」して、そのお金で超優良・割安(むしろ3日終値は「激安」という言葉がふさわしい)銘柄を大胆に仕込んでおいて少しでも今後のパフォーマンスをより上げる努力をみせてもらいたいものです。いかがでしょうか。

その努力をしているのがさわかみレポートの保有銘柄一覧を通じて顧客に伝われば、顧客も現金を引き出さないようになるのではないか、と思います。
2008/10/05(日) 01:55 | URL | SHINO #swvXiI1s[ 編集]
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