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さわかみファンドの定期積立顧客数減少の危機

 さわかみファンドの2008年9月前半の売買動向ですが、追加購入18社、売却24社(内、全部売却4社(西松建設、大林組、トーホー、シンクレイヤ)と、2008年に入ってから売買共に対象銘柄数が最も少なくなりました。

 その結果、株式投資比率は月の前半で新規入金が潤沢に存在したことから、2008年8月末の99.76%からマイナス0.52%となる99.14%まで減少しています。しかし、依然として実質的なフルインベストメント状態であるといえるでしょう。

 このさわかみファンド、目下、一番の気がかりは、株式下落相場において顧客からの追加入金が少なくなっていることでしょう。定期定額積立の顧客数は2008年9月前半も8月後半に引き続き、減少傾向から脱却できていません。
さわかみファンド月間口座増加推移(20080912)
 顧客数については、2008年9月には一転して増加していますが、あまはらが定期積立に着目しているのは、さわかみファンドへの新規資金入金を支えているチャネルだからです。

定期定額買付規模は毎月18~19億円

 2008年4月以降について、定期定額買付の規模を試算すると、およそ18~19億円となります。(7月はボーナス増額積立により、24億円まで増加しています) 
 この定期定額積立の規模(18~19億円)、さわかみファンドの純資産残高に占める割合は0.8%台なのです。すなわち、短期金融資産のまま保持すると、毎月0.8%程度、株式投資比率が減少することになります。
 9月上期で株式投資比率がマイナス0.56%ということは定期積立資金の多数を短期金融資産で留保していることになります。 この定期積立による入金は現在のさわかみファンドの入金を支える屋台骨なのです。
さわかみファンド定期積立残高比率

2008年8月以降、スポット注文は解約優勢

さわかみファンド定期積立入金、月間入金対比
 さわかみファンドの買付方法として、定期積立のほかにスポット買付が存在しますが、最近2008年8月、9月前半は定期積立金額が月間入金合計を超過しています。すなわちスポット注文は解約が優勢な状況です。
 この点、昨年8月のサブプライム問題発生時点のスポット買付の勢いは全く消え失せているのです。(当サイト記事:長期投資家に支えられるさわかみファンド(07年8月23日)もご参照)
 今後、さらに下げ相場が続けば、新規資金が供給されずに他ファンド同様、解約注文による換金売りに走る時が訪れるでしょう。
 今となっては、定期積立チャネルがさわかみファンドたる運用を実現するための拠り所です。その定期積立が減少に転じようとしている今は、運用にとって大きな危機のはずですが、さわかみファンド月中報告書からは危機感が感じ取れません。危機感をもたれないように隠しているのでしょうか?

 この事態を招いたのが下落相場初期の大量資金投入という判断の結果を忘れてはいけません。
 
警戒レベルを引上げ、下船の準備を怠ってはいけないのです。



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2008/09/16(火) 11:24 | URL | サトシ #-[ 編集]
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