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さわかみファンド第9期の運用報告書が公表される

 さわかみファンド第9期運用報告書がさわかみファンドホームページ上で公表されています。
 さわかみファンドの第9期は2007年8月24日から2008年8月25日までと、閏年ならびに約款上の決算日(毎年8月23日)が土曜日となったことから、通常期より3日多い368日間で構成されています。
 さて、注目の第9期ファンドコストは以下のように開示されました。
さわかみファンド第9期、1万口当りの費用 
信託報酬      172円
   (投信会社  125円)
   (販売会社   30円)
   (受託会社   17円)
売買委託手数料   4円

 信託報酬は既に一定率(年1.05%(税込))に定められているため、注目していたのは売買委託手数料ですが、1万口当り4円とあまはらの想定よりも抑制された結果です。
 運用報告書の注記に従い、期中の各月末の受益権口数の単純平均(約1,500億口)を用いて換算すると、トータルの株式売買手数料は約6千万円となりました。
 これは後述する当期の株式売買金額1063億円に対する手数料ですので、証券会社への支払手数料率は0.056%となります。100万円の株式売買に例えると、560円の手数料を支払ったことに相当しますので、料率的には妥当水準といえるでしょう。

売買回転率は前期(第8期)よりも低い

 売買委託手数料が少なくなった一因として、売買高比率が0.44と前期の0.52よりも低くなったことがあげられます。
 売買回転率は当期の株式売買金額と平均組入株式時価総額で算出されますが、平均組入時価総額は実質フルインベストメントで増加したにも関わらず、株式売買金額が前期よりも少なくなっています。
さわかみファンド売買高比率(さわかみファンド運用報告書から)
項目第9期(今期)第8期(前期)
期中の株式売買金額106,335,527千円110,423,227千円
期中の平均組入株式時価総額240,504,997千円211,117,305千円
売買高比率0.440.52
 手数料面では、2008年に顕著に見られたさわかみファンドのごめんなさい売りと称する組入れ銘柄入替の影響は想定に反し(?)少なかったといえますが、ごめんなさい売りによる影響は本当になかったのでしょうか?

株式売買金額に占める売却金額の割合増加も?

 売買高比率は売り買い両面から見た指標ですが、買付金額と売却金額に区分すると、売買金額合計に占める売却金額の割合が確かに増加していました。
さわかみファンド株式売買金額(さわかみファンド運用報告書から)
項目第9期(今期)第8期(前期)
期中の株式買付金額74,192,558千円80,556,883千円
期中の株式売却金額32,142,968千円29,866,343千円
期中の株式売買金額106,335,527千円110,423,227千円

 しかし、前期までと明らかな差が生じているとまではいえないのではないでしょうか?
 株式買付金額の規模が前期とほぼ同一であることから、さわかみファンドの銘柄購入スタンスは前期までと今期では変化せず、銘柄を買い持ちするバイアンドホールドを基本とした戦略には変わりがないと見ています。
 これまで、「ごめんなさい売り」はより買いたい銘柄を購入するための資金調達目的の銘柄売却と説明されてきましたが、運用報告書でも将来を先取った苦渋の決断と述べられています。
 時間がたてばとの記載もありますので、次の景気回復過程に至るまでは株式投資比率が極限まで高い状態が続きそうですね。


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