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SHOEIの平成20年9月期中間決算分析

 プレミアムヘルメット製造・販売業のSHOEI(7839)の平成20年9月期中間決算が去る5月13日に発表され、順調な業績進捗状況が確認できています。
 中間期末段階で過去最高となる営業利益20億円を超え、会社発表の期末業績予想(29億5千万)に対して68%まで進捗しており、通期業績上方修正の可能性は極めて高いといっていいでしょう。
 会社側からも社長のごあいさつの中で「公表済みの通期業績見通しの達成に問題ないものと考えておりますが」とあり、今後の為替レートの急激な変動(ドル安、ユーロ安)がない限り、公表済み業績予測達成に関しては楽観的に見ております。
 投資家の興味は現実的な通期業績見通しであり、連結配当性向50%を目処とする期末配当が1株58円よりもどの程度上積みされるかではないでしょうか?

売上高150億円到達、一株80円超の配当実現か?

SHOEI(7839)の四半期別収益、費用発生額の推移(予測)
1Q中間3Q期末通期
平成18年9月期
売上高(百万円)
2,7013,3893,0882,61811,796
平成19年9月期
売上高(百万円)
2,9163,3553,7043,61113,586
平成20年9月期
売上高(百万円)
3,5953,7744,0004,00015,369
平成18年9月期
売上原価(百万円)
1,421
(52.6%)
1,846
(54.4%)
1,905
(61.6%)
1,605
(61.3%)
6,777
(57.4%)
平成19年9月期
売上原価(百万円)
1,480
(50.7%)
1,925
(57.3%)
2,153
(58.1%)
1,931
(53.4%)
7,489
(55.1%)
平成20年9月期
売上原価(百万円)
1,894
(52.6%)
2,012
(53.3%)
2,150
(53.7%)
2,150
(53.7%)
8,206
(53.3%)
平成18年9月期
販管費(百万円)
555
(20.5%)
746
(22.0%)
702
(22.7%)
705
(26.9%)
2,708
(22.9%)
平成19年9月期
販管費(百万円)
617
(21,1%)
857
(25.5%)
782
(21,1%)
897
(24.8%)
3,153
(23.2%)
平成20年9月期
販管費(百万円)
637
(17.7%)
796
(21.0%)
900
(22.5%)
900
(22.5%)
3,233
(21.0%)
平成18年9月期
営業利益(百万円)
725
(26.8%)
797
(23.5%)
481
(15.5%)
308
(11.7%)
2,311
(19.5%)
平成19年9月期
営業利益(百万円)
819
(28.0%)
573
(17.0%)
769
(20.7%)
783
(21.6%)
2,944
(21.6%)
平成20年9月期
営業利益(百万円)
1,064
(29.5%)
966
(25.5%)
950
(23.7%)
900
(23.7%)
3,930
(25.5%)
青字:会社発表計数赤字:まだら模様の投資生活サイト予測
標題の通り、売上高150億円に関しては余程のことがおきない限り、達成には問題ないでしょう。これから、夏場にかけてヘルメット販売は需要期を迎えます。需要閑散期である第2四半期の期間売上高(37億7千4百万円)を単純に4倍しただけでも、売上高150億円に到達します。前中間期よりも棚卸資産を1億3千6百万円多い18億円以上保有しているため、商品不足が発生する事態も低いと見ています。
 営業利益で39億3千万円となった場合、一株利益は162円(実効税率40%を仮定)となり、配当金として1株80円が実現する計算となります。

設備投資により有形固定資産が増額

 売上・利益面では順調に増加しているSHOEIですが以前から生産制約により、ヘルメット製造が追いつかない欠点がありました。
 しかし、貸借対照表上の有形固定資産(建物及び構築物、工具、器具及び備品、その他)簿価も18億32百万円と、第1四半期末の17億41百万より9千万円増加しています。この増加は、これまでのSHOEIの会社説明会等を参考にしますと、ゴールデンウイーク期間の岩手工場既存敷地(旧運動場)への工場増設と見られ、ようやく設備投資も軌道に乗り始めているようです。

資本指標は最高水準へ

 SHOEIの平成20年3月末時点の総資産純利益率(ROA)は中間期末時点の純利益で単純計算しても11.6%と10%を超過する水準ですが、総資産(107億5千万円)のうち、42億円強を現金および預金(34億円)および「長期性定期預金(8億円)」で占めているのです。 これらの現預金は利益獲得に直接にはほとんど貢献していないため、事業運営に必要資本に対する利回りを現預金を除外して推算すると19.3%(六ヵ月間!!)まで上昇し、投入資本に対して極めて効率的に利益を獲得しているといえます。 (実際には現預金には日常事業運営に必要な運転資金が含まれるため、全額を除外することはできません。しかし、少なくとも長期性定期預金は除外して計算しても問題ありません。)

中長期的な販売市場拡大が行なえるか?

 決算発表直後は2000円の高値をつけましたが、その後は調整局面に入っています。販売市場拡大に伴う中長期的な成長を見込んだ場合には、まだまだ割安圏にあると見ています。今後、まだ販路開拓初期段階であるロシア、ブラジル、そして販路がない大国インドなどにおける販売市場拡大の可能性をどの程度見積もるかが、SHOEIに投資するか否かの判断のカギとなるのではないでしょうか?
 管理人は販売市場の拡大については強気に見ており、株主還元を重視する方針であり長期投資に適していると引き続き見ています。しかし、小型株で値動きは大きな銘柄ですので下値の指値注文により他の投資家が投売りした時に拾わせて頂くつもりなのです。

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コメント
この記事へのコメント
80円配当は過大かも知れません
amormaiさん、こんばんわ

 80円配当は話半分で聞いてくださいね。赤書予想は今改めて見ると、相当楽観的な計数の恐れ大です。
 ツーリングニーズの高まる春から秋口にかけて「対顧客」のヘルメットト「販売」は伸びます。
 その需要期をターゲットとしてSHOEIは冬から春にかけて新製品を開発、製造し、代理店(欧米子会社)に出荷し、SHOEI単体では上期に利益偏重することになるのです。連結では、欧米販売子会社向け出荷分については、欧米子会社が販売するまで売上、利益ともに現れません。
 確かに欧州での需要の伸びが今期も期待できるのですが、レーサー契約金という販管比率増加要因もありますので、赤書予測は少々キーボードが滑ったかもしれません。
2008/05/25(日) 22:09 | URL | あまはら #lawMbO2I[ 編集]
こんばんは!またお邪魔しました。
どの程度上方修正があり、配当が上積みされるか、楽しみ♪です。
(80円ですか~!)
ヘルメットの需要時期が、夏とは、存じませんでした。。。
お気に入りに登録したので、また、ちょくちょく訪問いたします。
よろしくお願いいたします。
2008/05/25(日) 21:25 | URL | amormai #-[ 編集]
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