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個人向けマネックス債が販売再開

 マネックス証券(マネックス・ビーンズ・ホールディングス)は、2007年7月以降2008年3月まで毎月発行してきた個人向けマネックス債ですが、税制上の問題が解決したことで再び個人向けマネックス債発売が再開されています。マネックス証券の最新情報リリースも「お待たせしました!」と題打ちされており、販売者であるマネックス証券も売り込みに力が入っていることを伺えます。
 確かに日本で3ヶ月満期年1.0%の利回りは一般投資家がアクセスできる円建ての短期金融商品としては、魅力的な水準です。マネックス証券の第11回個人向けマネックス債(マネックス・ビーンズ・ホールディングス2008年8月28日満期1.00%円建社債)の発売リリースにも、銀行のスーパー定期預金利回り(年0.25%)やネット銀行の定期預金利回り(年0.61%)との比較表が記載されており、有利な金利がアピールされるとともに、中途解約時の取扱差異について詳細に記載されています。
 しかし、投資の本質として、他に理解しておくこともあるのではないでしょうか?
 

個人向けマネックス債は信用リスクを負担

 個人向けマネックス債を購入するということはマネックス・ビーンズ・ホールディングス社に無担保融資することと同意であり、信用リスクはマネックス債購入者が負担しています。もし、デフォルトなどが発生するとマネックス債購入金額の全額返還はあきらめた方がいいでしょう。(数年前のマイカル破綻時のマイカル社債の運命と同じです。)そのような信用リスクを3ヶ月間ですが債券購入者は背負うのです。
 一方、仮に銀行が定期預金で調達した資金をマネックス・ビーンズ・ホールディングス社に無担保融資する場合、信用リスクを負担しているのは資金の出し手である預金者でなく、銀行です。
 したがって、社債利回り>定期預金利回りとなるのは当然のことであり、驚きもありません。
 社債利回りと定期預金利回りの差は預金者が元本保証のための保証料を支払っていると捉えるべきです。従って、見るべきはマネックス債利回りと定期預金利回りのスプレッド(=保証料)が適正水準か否かなのです。
 マネックス証券には中途換金時の取扱差異の他に単純に定期預金利率と比較できるものではない旨、注記いただきたいものです。マネックス証券の一般投資家に市場価格へアクセス可能にするとのすばらしい理念が単純な利回り比較に終わっているのが残念でなりません。それ位、見抜いて欲しいというのがマネックス証券の言い分かもしれません。

個人向けマネックス債利率は当初より変わらない

 実は、まだら模様の投資生活サイトの管理人は現在発行されている個人向けマネックス債には魅力を感じておりません。
 個人向けマネックス債は2008年5月発行分で第11回債となりますが、2008年1月発行の第8回債(当サイト記事:第8回個人向けマネックス債は利率アップ!もご参照)を除いて、全て年1.00%で発行されています。この間の短期金融市場の利率は公定歩合も変動せずほとんど変化していないため、短期金融市場の世界では適正水準と言えるのでしょう。しかし、外部投資環境は当時から大きく変化しているのです。
 第1回マネックス債が発売されたのは2007年7月であり、一部の人はサブプライムの予兆を感じ取っていた人も居るかもしれませんが、大多数の人は高値を追う日本株式相場に酔いしれていた時です。しかし、その後の株式価格調整の過程を経て、以前に比べるとエクイティは割安となりました。しかも、2007年7月当時よりは、インフレの足音は着実に大きくなっています。
 現段階で、2008年3月と同じ利回りの個人向けマネックス債は魅力的には見えません。但し、マネックス債は3ヶ月償還と短期債であり、十分に検討に値する商品とは考えています。
 個人の投資環境を改革するためにマネックス債を発売したとのマネックス証券社長の意図が今も継続しているのなら、短期金融市場にインフレ変動が反映するのを待つしかないでしょう。(もしくはマネックス・ビーンズ・ホールディングス社の信用悪化?)
 マネックス証券に市場価格以上の超過サービスを期待するのも酷ですので、今回のマネックス債購入は見送ります。
 さて、来月の個人向けマネックス債の発行利率は上昇するでしょうか?と少々の期待もしておきます。


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