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世界に丸ごと投資(セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド)

セゾン投信から第1番目に発表された投信はインデックスファンドの大家であるバンガード社が運用するインデックスファンドを組み入れたセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドであり、これ1本で世界全体を時価総額比で保有することができる崇高な構想を持ったファンドである。


 このセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドはファンドオブファンズ形式を採用するファンドであり、以下の7ファンドを組入れることにより世界の株式、債券への投資を実現している。

7本のファンドともアメリカにおけるインデックス運用の大家であるバンガード社のインデックスファンドであり、先進国市場を中心として世界をカバーしている。これらのインデックスファンドはモルガンスタンレー社が算出する各種MSCIインデックス指数に連動するように設計されている。

 次にセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドでは、株式と債券の投資比率を半々(50:50)と一定に保持することを投資方針としているが、日本への投資割合はどのようになるのであろうか?
 日本への投資比率は設定当初は上表のようになる見込みであるが、株式および債券の投資対象内で時価総額比率の変動により、変更されることが予測される。それにしても、日本債券の割合が1カ国で世界債券の18%とは大きなものです。

セゾン・バンガードグローバルバランスファンドの日本への投資比率
投資対象日本海外
株式44
債券日41

 10年サイクルの長期的投資の視野に立つと、中国やインドなどの多人口新興国の経済成長により、株式、債券ともに日本投資比率は低減するのは間違いないと考えられる。その時には中国債券やインド債券も投資対象となっているかも?

 さて、以上のようなセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの商品特性に関して、不満としてよくあげられているのが以下の事項である。

  1. 投資比率が株式:債券=50:50で固定されていること

  2.  この点、個人投資家のリスク志向は様々であるのが実情である。これをバランスファンドの形式で投資信託を組成する以上、全ての投資者の要求を満足することはそもそも不可能である。その中で、セゾン投信が提供する新商品として、半分半分という簡明さおよび収益性と安定性のバランスも考えた商品としてはより多くの人に許容される可能性があり、私はバランス感覚の優れた上出来の商品と考えています。
     投資の上級者は、セゾン・バンガードグローバルバランスファンドを活用したく不満として挙がってきていると思われるが、他のインデックスファンドを追加購入することでリスクリターンの調整を図るべきだろう。
  3. 外国投資比率が85%と高く、為替リスクも高くなること

  4.  セゾン・バンガードグローバルバランスファンドを購入すると短期的に為替リスクが高くなることは避けられない。日本円で評価を行うと為替変動による日本円価額変動は大きくなる。私は長期的視野に立つと為替変動リスクは相殺されると考えているので、このリスクに対しては鈍感であるのだが、皆さんはどうだろうか?

 セゾン投信の中野晴啓社長によると、セゾン・バンガードグローバルバランスファンドは世界に丸ごと投資するものとして世に出してみたかった中野社長の意欲により組成されたファンドであり、85%という海外投資割合については、結果として具現されたものでこだわっていないとのことである。
 今までの直販投信会社(さわかみ投信、ありがとう投信)と異なり、インデックスバランスファンドを販売することとなったのはその夢をかなえるためであったのであろう。




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