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投資成果の差異分析(1)

 まだら模様の投資生活サイトではインデックス投資に7~8割、残りの2~3割をお気に入り企業への個別株式投資に振り分けているが、個別株式クラスへの投資成果をどのように評価すべきでしょうか?
 そもそも、お気に入り企業への投資ならば比較するベンチマークなど必要ないのではと言われればそれまでですが、インデックス等と比較したいのが人情なのです。
 統計学的にはより正確に導出する方法もあると思いますが、私は計算もそれほど困難でなく、また直感的にわかりやすい方法をとっているため、ご参考になればとのことで紹介したいと思います。

資産残高の変化率を比較する

 以下ではまだら模様の投資生活サイトの2007年下期(2007年10月~2008年3月)の投資結果を用いることにします。銘柄などは伏せさせていただきますが、お解りになるかも?
 まず、単純に個別株式投資クラスの資産残高の変化を見ますと、下表の通り期中に30%以上の増加となっています。
資産残高の変化
騰落率(2007年10月~2008年3月)
まだら模様の投資生活+34.2%
TOPIX-25.0%
期中の売買が全くなく、バイアンドホールド投資のみの場合、投資成果を資産残高差異のみで比較してもそれほど大きな問題は生じません。
 しかし、実際には、期中に株価が大きく値下がりしたことも誘引して、多額の資金追加を行なっています。その結果として資産残高がプラスの34.2%となっているため、まず資金追加の影響を除外する必要があります。

差異を価格差異と数量差異に分解する

 管理会計の世界では、差異の発生要因を分析するために差異の細分化により、区分把握することがよく行なわれます。そこで、資産残高差異を「残高=価格×数量」の式に基づいて、価格差異と数量差異に区分することにします。価格差異と数量差異を各々以下のように定義することにします。
  1. 数量差異とは期中の数量増加による差異発生額(価格は期初価格で一定)
    数量差異=(数量(期末)-数量(期初))×価格(期初)
  2. 価格差異とは期中の価格変動による差異発生額(数量は期初終了で一定)
    価格差異=数量(期初)×(価格(期末)-価格(期初))
しかし、これらの定義では、下図のように未定義の差異(白色部分)が残存してしまいます。
差異分析(数量差異、価格差異)
 この未定義の差異部分は期中の売買による数量変化に基づく差異部分ですので、ポジション変動差異と名づけることにします。
  1. ポジション変動差異は、期中の数量、価格両方の変化による混合差異
    ポジション変動差異=(数量(期末)-数量(期初))
                ×(価格(期末)-価格(期初))
差異分析(ポジション変動差異)

 まだら模様の投資生活サイトの個別株式投資の資産残高差異を(1)数量差異、(2)価格差異、(3)ポジション変動差異に細分化することにしますが、さすがに資産合計では傾向把握が困難ですので、各銘柄に登場頂くことにします。
銘柄別差異
銘柄当期投資状況(1)数量差異(2)価格差異(3)ポジション
変動差異
銘柄S追加投資>0>>0>0
銘柄M追加投資>>0<0<<0
銘柄Aホールド>0
銘柄P新規投資>0
銘柄N新規投資>0
銘柄C当期売却<0<<0>0
銘柄F当期売却<0<0>0
銘柄T当期売却<0<<0>0

 投資銘柄のうち、一番成果をあげているのは銘柄Sであり、2008年1月の値下がり局面での買い増し成功とその後の値上がりにより、数量差異、価格差異、ポジション変動差異のいずれもプラスとなりました。一方、銘柄Mは2月下旬以降の大幅値下がり時にナンピン買いを行なったため、数量差異のプラス幅は全銘柄中最も大きくなりましたが、難平買いの影響がポジション変動差異のマイナスの大きさに現れました。
 銘柄Aは期中の売買がなく、価格が値上がりしたため価格差異のみがプラスとなりました。
 さらに銘柄P,銘柄Nは当期新規投資であるため、数量差異、価格差異ともにゼロとなっています。 一方、当期に全て売却した銘柄C、銘柄F,銘柄Tは売却後さらに値下がりする結果となったため、価格差異はマイナス、すなわち売却判断が間違っていなかったことを示唆しています。

 次回以降の記事ではこれらの差異の内容を詳細に検討することにします。

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2013/07/13(土) 20:43:03 |
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