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さわかみファンドが投資銘柄の選別を始める!!

 さわかみ投信が設定、運用するさわかみファンドは、2007年8月以降のような株価下落局面においては、以下のような資金を選別した銘柄を購入する戦術を採用してきた。
  1. 相場上昇時の一部利益確定売却資金
  2. 長期投資家からの追加購入資金
 しかしながら、下落相場の長期化により株式購入資金が底をついていることはこれまでに紹介した通りである。(まだら模様の投資生活「さわかみファンドの買付資金が枯渇?」参照)
 2008年1月末においても状況に変化はなく、株式投資比率がほぼ99%とフルインベストメント状態が約2ヶ月ほど、継続している。
  さわかみファンド月別株式投資比率
年月純資産額株式投資比率
2007年7月2630億円90.22%
2007年8月2608億円96.76%
2007年9月2679億円96.55%
2007年10月2678億円96.86%
2007年11月2549億円98.36%
2007年12月2523億円98.73%
2008年1月2279億円98.99%

 さらに、2008年1月末のさわかみファンド運用報告書ではついに「ここにきて一部の銘柄群で売りを加速させています。買い増しておきたい銘柄群がやたら安くなっており、現金がいくらあっても足らない状態だからです。」と投資中銘柄の投資魅力度により、投資銘柄の売却による資金調達を行ったことを表明している。
  1. 相場上昇時の一部利益確定売却資金
  2. 長期投資家からの追加購入資金
  3. 既投資銘柄の一部売却
 それでは、さわかみファンドはどのように銘柄選別をおこなったのでしょうか?

投資比率上位銘柄を買増し、投資比率下位銘柄を売却

 まず、さわかみファンドが2008年1月16日から2008年1月31日までにどのような銘柄を売買したのかを調べ、投資比率の50位毎に売買銘柄数を集計してみました。
さわかみファンド購入銘柄分布(2008年1月16日~31日).GIF

 すると、投資比率上位の銘柄の買い増し行動、および投資比率下位銘柄の売却行動を行っていることが明らかです。上位50社の中で売却した銘柄はゼロであるのに対し、投資比率251位以降の銘柄(合計77銘柄)については、26銘柄売却と約3分の1の銘柄を一部売却しています。なお、全部売却銘柄は1銘柄もなく、全て一部売却となっていました。
 さわかみファンドの投資比率上位を占める銘柄は積極的に投資したい銘柄であり、これまでにも積極投資してきた銘柄といえます。1月下期の投資行動はいわば投資比率下位に沈んでいる魅力が乏しくなっている銘柄をより魅力的と考える銘柄へスイッチしたと見られます

投資比率上位50社へは積極的に追加投資中

 それでは、さわかみファンドが最も魅力的と捉えている銘柄群(投資比率上位50社)に対し、07年8月のサブプライム以降どのような投資を行ったを観察すると、半月間で複数社の買い増しを継続していることがわかりました。
 さらに、この半年間に一部売却した銘柄は上位50社の中に、6社(延べ12回)存在しますがうち4社(三菱重工業、三井造船、日本碍子、三菱電機)は2007年12月から2008年1月にかけて再度買付が行なわれており、残りの2社(アイシン精機、住友重機械工業)も一回売却を行なったのみで保有を続けているため、魅力度の低下よりも投資比率の調整といった意味合いが強いと思われます。
さわかみファンド上位50社投資推移

※2008年1月末投資上位50社に対し、過去前半月単位の投資株数増減から作成(合計11回:2007年8月15日の運用報告書が手元にないため、2007年8月のみ1ヶ月の増加数で作成しました)

さわかみファンドがこの半年で最も継続的に購入している銘柄は?

 それでは、さわかみファンドが最も継続的に投資している銘柄は何でしょうか? 
さわかみファンド追加投資銘柄
順位銘柄株数増加回数
(半月毎)
2007年7月末
投資株数
2008年1月末
投資株数
1トヨタ自動車(7203)9回210,000810,000
2キャノン(7751)7回120,000520,000
2クボタ(6326)7回1,200,0002,440,000
4信越化学工業(4063)6回260,000550,000
4伊藤園(2593)6回151,100610,000
67&iHD(3382)5回660.000811,000
6シャープ(6753)5回732.0001,110,000
6ブリヂストン(5108)5回800.0001,100,000
6新日本製鐵(5401)5回1,450.0003,100,000
6NTN(6472)5回1,240.0001,900,000

過去半年の半月毎の株数増加回数(最大で11回)で見ると、トヨタ自動車(7203)が1位(9回)になりました。投資株数では、2007年7月末の210,000株から2008年1月末には4倍弱の810,000株まで積み増しています。その他の銘柄群も保有していても安心感がある銘柄ばかりであり、さわかみファンドの立ち位置が見えてくるような気がします。今後、更に相場が下落してもこれらの銘柄は買い増し続けられるのではないでしょうか?さわかみファンドの投資心に対する強い志を感じ取ることができますね。
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