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SHOEI(7839)平成20年9月第1四半期決算も引き続き絶好調!

 バイク用プレミアムヘルメット製造業のSHOEI(7839)が2008年1月25日に平成20年9月期第1四半期決算を発表し、売上、利益面ともに前年同期を大幅に上回り、業績絶好調の様相を呈してきている。
 売上貢献面からはユーロ高も相まって欧州地域の売上伸長が著しい。東欧、ロシアなどのヨーロッパ文化圏に属する新興国(ギリシャ、デンマーク、ロシア、ブラジルなど)は、富国化によるバイク人口増加に伴うヘルメット市場の成長が大きく期待できる。

平成20年9月期第1四半期決算概要
売上高    35.95億円(前年同期比+23.2%)
売上原価  18.94億円(売上原価率 52.6%)
販管費    6.37億円(販管比率   17.7%)
営業利益  10.64億円(営業利益率 29.7%)
一株純利益 42.90円(期初に2分割を想定)


 平成20年9月期から連結純利益の50%を配当する公約を掲げているため、第1四半期の3か月間で1株配当21円(配当率1.21%(2008年1月25日株価終値から計算))と早くも東証上場企業の年間平均配当率に拮抗する水準に到達している。

平成20年9月期中間期の売上、利益を予測する


SHOEI(7839)の四半期別収益、費用発生額の推移(予測)
1Q中間3Q期末
平成18年9月期
売上高(百万円)
2,7013,3893,0882,618
平成19年9月期
売上高(百万円)
2,9163,3553,7043,611
平成20年9月期
売上高(百万円)
3,5954,000--
平成18年9月期
売上原価(百万円)
1,421
(52.6%)
1,846
(54.4%)
1,905
(61.6%)
1,605
(61.3%)
平成19年9月期
売上原価(百万円)
1,480
(50.7%)
1,925
(57.3%)
2,153
(58.1%)
1,931
(53.4%)
平成20年9月期
売上原価(百万円)
1,894
(52.6%)
2,290
(57.3%)
--
平成18年9月期
販管費(百万円)
555
(20.5%)
746
(22.0%)
702
(22.7%)
705
(26.9%)
平成19年9月期
販管費(百万円)
617
(21,1%)
857
(25.5%)
782
(21,1%)
897
(24.8%)
平成20年9月期
販管費(百万円)
637
(17.7%)
1,020
(25.5%)
--
平成18年9月期
営業利益(百万円)
725
(26.8%)
797
(23.5%)
481
(15.5%)
308
(11.7%)
平成19年9月期
営業利益(百万円)
819
(28.0%)
573
(17.0%)
769
(20.7%)
783
(21.6%)
平成20年9月期
営業利益(百万円)
1,064
(29.5%)
690
(17.2%)
--

 過去2年間の各四半期の収益、費用の発生傾向からは、1Qは売上も費用も最も少ない四半期であり、利益面は最大を記録している。従って、第1四半期の好調な水準で年間を通して獲得できるとは考えない方がいい。
 第2四半期は売上を第1四半期より4億円~6億円増加する一方、売上原価、販管費の費用項目をここ2年の高い比率となったと仮定すると(上表赤字箇所)、第2四半期のみの営業利益は6億9千万円となり、最も安全よりの水準と考えることができる。
 この安全よりの利益水準を採用しても、会社中間期予測の売上高71億円、営業利益14億円と比較すると上方にあるのです。会社発表数値は極めて保守的といってもいいでしょう。

生産設備を一層増強へ

 昨年11月には2007年3月で消防用ヘルメット製造から撤退することが発表され、コア事業であるプレミアムヘルメット製造へ資源集中を図っているようですが、さらに岩手工場、茨城工場の空きスペースを活用して、最も手間を必要とする塗装設備を中心とした設備投資により、一層の生産増強を図るようです。
 以前から工場は土曜日出勤体制の週6日稼動としている旨、山田勝社長から報告されていましたが、それでも生産が間に合わない状態が継続しているようですね。
 SHOEI社内の当初売上需要の読みが堅すぎたようで、設備投資が後手を踏んでいるきらいもありますが、現行の岩手工場の1450個/日、茨木工場の750個/日の生産制約を早急に改善する施策が最近、積極的に打ち出されているので、一安心といったところでしょうか?

為替リスクは売上増加で吸収?

 SHOEIのように海外売上比率が大きな企業については、必要に応じて外貨を円転する必要があるため、為替リスクは会社利益面に大きな影響を与えることになる。
 日本の企業の中には、外貨支払と外貨受取のマッチングする工夫により、為替リスクを相殺する試みも講じられてきた。
 しかしSHOEIに関しては、生産技術のブラックボックス化の一貫として製造拠点を国内に設けているため、事業遂行に伴う支払手段である円貨を調達するためにも、為替リスクは避けられない。
 この為替リスクに関して、SHOEI会社側は売上の成長でヘッジする意向とのことである。すなわち、為替変動を超過する売上成長を達成することであり、事業の将来について極めてアグレッシブな見解を持っていることが伺えます。

株価は当面高値を追うか?

 サブプライム問題の影響を他企業ほど大きくは受けていないSHOEIですが、中間期、通期会社見通し上方修正の可能性が高まっているだけに株価は一時的には予想外の高値になる可能性を秘めています。
 現在の株価1700円台を第1四半期のみの計数で資本コストに換算すると9%台と見込まれるため、昨年度よりも割安な領域と捉えることができます。
 しかし、株価の動向は投資家が続く第2四半期~期末に対しての利益見通しがどの程度確実と考えているかに依拠しそうです。

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コメント
この記事へのコメント
コメントありがとうございます
セゾン魂さんへ

セゾンバンガードグローバルバランスファンドのような国際バランスファンドはマネックス資産設計ファンド、スゴ6、そして今後ジョインベスト証券からも発売され、リスクを嫌う投資家向けに2008年のブームとなりそうな予感ですね。
 但し、会社に投資するような成長を体験できる国際バランスファンドのは今のところセゾン投信がベターと考えています。
 従って、セゾン魂さんのご判断が間違っていると言うことはあまはらにはいえません。あまはらも「決して間違っていない」と考え、淡々と積み立ててています。
2008/01/30(水) 05:41 | URL | あまはら #-[ 編集]
はじめまして!私もセゾン投信を中心に経済的独立を夢見ています。とにかく社長のレポートやインタビュー記事を読むたびに全てを託そうとお金をつぎ込んでいます。ただ、今は大幅なマイナスを計上して少し弱気になっております。しかし信じて今後もセゾンに懸ける決意です。間違ってませんよね?
2008/01/29(火) 22:33 | URL | セゾン魂 #-[ 編集]
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