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セゾンバンガードグローバルバランスファンドの経費率は?

 セゾン投信が運用する2ファンド(セゾンバンガードグローバルバランスファンド、セゾン資産形成の達人ファンド)の第1期 運用報告書(決算日:2007年12月10日)が去る1月21日に公表された。
 なお、分配金については第1期そして今後もできる限り無分配を続けると発表されている。
 特にセゾン・バンガード・グローバル・バランスファンドについては、インデックスファンドを投資対象とすること、各インデックスファンドへの投資比率は極めて安定的していることから、運用報告書の主な着目点はファンド運用にかかる経費である。

 そこで、セゾンバンガードグローバルバランスファンドのコストを運用報告書から拾い上げると、以下のとおり開示されている。

セゾンバンガードグローバルバランスファンドの運用報告書開示コスト
信託報酬(運用会社)=21円
信託報酬(販売会社)=14円
信託報酬(受託銀行)= 3円
財産維持手数料   =16円
保管費用等      = 1円
合計          =55円

この運用報告書に開示されているコストはとても利用しにくい数値であり、このままでは誤解を招きかねない数値ですね。単純に年0.5~0.6%程度と早とちりした方もおられたのではないでしょうか?
  1. 運用報告書の開示コストは1万口当たりの費用であり、感覚的に捉えにくいこと
  2. 今回の第1期は2007/3/15~2007/12/10までの270日間しかなく、年率換算しないと、他ファンドと比較しずらい
  3. ファンドオブファンズの投資先ファンドの経費が記載されていないこと
そこで、1万円当たりの年率コストに換算してみることにしました。
 運用報告書の但し書き記載内容を元に信託報酬、財産維持手数料、および保管費用等を1万円当たりに換算することにするが、信託報酬についてはすでに年率で定義されているため、あえて換算する必要もない。

セゾンバンガードグローバルバランスファンドの1万円当たり年率コスト
信託報酬(運用会社)=平均基準価額(10,465円)×信託報酬率(0.2709%/年)/平均基準価額(10,465円)=0.2709%
信託報酬(販売会社)=平均基準価額(10,465円)×信託報酬率(0.1806%/年)/平均基準価額(10,465円)=0.1806%
信託報酬(受託銀行)=平均基準価額(10,465円)×信託報酬率(0.042%/年)/平均基準価額(10,465円)=0.042%
財産維持手数料   =16円*365日/270日/平均基準価額(10,465円)=0.206%
保管費用等      = 1円*365日/270日/平均基準価額(10,465円)=0.0129%
ファンド運用管理費  =0.2765±0.02%
合計=0.9889±0.02%

 ファンド運用管理費は組入れファンドを運用するバンガード社が受領する手数料であり、率は目論見書記載率としています。
 財産維持手数料率は組入れファンド購入、売却時のファンド財産への資産移転コストと捉えることができます。
 第1期は運用開始期であり、組入れファンドのうち購入時に財産維持手数料が徴収されるバンガード・ヨーロピアン・ストック・インデックス・ファンド(0.20%)、バンガード・エマージング・マーケット・ストック・インデックス・ファンド(0.40%)、バンガード・ユーロ・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド(0.10%)、バンガード・ジャパン・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド(0.10%)の購入により財産維持手数料が計上されていると推測されます。今後、ファンドが成熟するにつれて、既存保有分の影響が大きくなり、徐々に無視できる水準まで少なくなると見込まれます。ちなみに単純に第1期購入総額に購入時財産維持手数料率を乗じると、約900万円程度支出している計算になりました。
セゾンバンガードグローバルバランスファンドの購入時財産維持手数料率
組入れファンド第1期購入額(千円)
購入時財産維持
手数料率(%)
財産維持手数料
(千円)
ヨーロピアンストック1,731,5150.20%3,463
エマージングストック579,3340.40%2,317
ユーロガバメントボンド2,095,0180.10%2,095
ジャパンガバメントボンド884,3800.10%884
合計8,759

 セゾンバンガードグローバルバランスファンドは当面年1.0%のコストがかかり、ファンド成熟段階で年0.8~0.9%の手数料になるとと見ておくべきでしょう。(信託報酬の値引きが待ち遠しいですね)
 思ったよりもコストがかかっていると感じたかたも多いのではないでしょうか?

 自分で資産リバランスを行う意思がある投資家はイートレード証券で今般発売されたSTAMインデックスファンドシリーズを個別に組み合わせると、ファンドオブファンズのゲートキーパーコスト(資産アロケーションコスト)は節約可能です。
 しかし、セゾンバンガードグローバルバランスファンドの正しい使い方は長期投資の意思を持ちながら淡々と積立投資することで自然と国際分散投資の流れに乗ることであるでしょう。
 そのための年1%のコストは決して安くはありませんが、私には割高にも思えません。ほったらかしでらくちん資産形成を行うにはもってこいのファンドといえますね。




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