月次積立投資で資産形成し、投資家の立場から社会貢献を目指しています

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中堅J-REITへの投資

 2008年9月下旬になって、一部のJリート銘柄に今まで抱えていたリスクの顕在化が生じており、リートを取り巻く環境が喧騒になってきました。
 一般的にJリートは運用利回りを向上させるために約1.5~2.5倍のレバレッジを効かせて(LTV40%~60%程度) 、自己資本と借入金を元手に賃貸不動産(あるいは信託受益権)を購入して、賃貸事業を運営している。
 当然ながら借入金には返済期限が存在するのですが、事業運営による利益のほぼ全額を分配するリートでは事業利益を借入金返済に利用できないため、借入金返済の資金調達は大きく4つに分類されます。
  1. 増資(公募増資、第3者増資)資金(借入金返済)
  2. 運用物件売却(借入金返済)
  3. 物件の減価償却費(通常は一部返済)
  4. リファイナンス(借入金の借換え)
 上記のいずれの手段による借入金返済が円滑に実行できない状況がリプラスレジデンシャル投資法人(8986)やニューシティレジデンス投資法人(8965)で2008年9月に発生しました。
 その結果、リプラスレジデンシャル投資法人については多額の第3者割当増資による資金調達に運営会社親会社(リプラス社)の破産というおまけまでついて、実質的にリート運営会社の交代に至りました。
 また、ニューシティレジデンス投資法人(8965)については、多額の売却損計上を伴う物件売却や、今秋のJR池袋至近の大型物件取得を人質にとられた形のリファイナンス金利上昇に追い込まれており、当面は予断を許さない状況が続いています。
 これらのリートは投資利回り2桁台(10%超)で取引されていましたが、リスク顕在化によるダメージは相当に大きく、かつ長期的に継続すると想定され、改めて潜在リスクの怖さについて驚く次第です。
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SBI証券の投信マイレージ制度

 SBI証券が2008年10月1日から、大多数の取扱投資信託の販売に伴う受領する手数料(販売手数料、信託手数料)の一部をSBIグループのポイント(ありがトンmini)として、顧客に還元する投信マイレージ制度をはじめるようだ。
(詳細はSBI証券リリース: 投資信託のお買付で「ありがトンmini」が貯まる 投信マイレージサービスのご案内 ご参照)

 付与されるありがトンminiポイントは、Yahoo!ポイントやSBIグループのポイント交換サイト(EGサテライト)を通じて、間接的に現金に交換することができるため、実質的に信託報酬の割引といえます。
 さて気になるのは、割引率(ポイント付与率)ですが、以下のようになっています。
SBI証券「投信マイレージサービス」概要
手数料割引率実質割引率
販売手数料販売手数料の50%ポイントを付与実質42.5%割引
信託報酬(販売会社取分)信託報酬(販売会社取分)の20%ポイントを付与実質17%割引

※実質割引率は、Yahoo!ポイント経由でジャパンネット銀行に振込む場合を想定しています

 実はこのポイント還元制度は、従来からもSBIファンドバンクを通じて、SBI証券に口座開設を行って投資信託を購入した場合にファンドバンク内で付与されるポイント制度でしたが、今回SBI証券本体でポイント制度をはじめるとのことで、発展的解消に至ったようです。
(SBIファンドバンク社リリース:【重要】ポイントサービスがさらにお得に変わりますもご参照)
 
 さて、SBI証券の国際バランスファンド(スゴ6(資産形成型)、スゴ6(分配型))も新たに対象に含まれましたので、どの程度コスト低減になるか興味があるところです。 早速、推算してみますと・・
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さわかみファンドのメッセージの効果は?

 さわかみファンドが長期投資家の皆様へのメッセージを公表してから1週間を経過しましたが、さわかみファンドのスポット売買状況は果たして転換しているのでしょうか?2008年9月の日別受益権口数を振り返りますと・・
 さわかみファンド日別受益権口数増減推移
受付日受益権口数増減
2008年9月1日(月)-0.54億口
2008年9月2日(火)-0.02億口
2008年9月3日(水)-0.34億口
2008年9月4日(木)+0.18億口
2008年9月5日(金)+0.06億口
2008年9月8日(定期買付)+13.9億口
2008年9月9日(火)-0.43億口
2008年9月10日(水)-0.21億口
2008年9月11日(木)+0.09億口
2008年9月12日(金)+0.02億口
2008年9月16日(火)-2.2億口
2008年9月17日(水)-0.51億口
2008年9月18日(木)-0.37億口
2008年9月19日(金)-0.09億口
2008年9月22日(月)-1.1億口
2008年9月24日(水)-0.11億口

 メッセージ発表以後も毎営業日、スポット注文の解約傾向は変化がありません。この、さわかみファンド受益権口数の変動を良く眺めると、一つの特徴が浮かび上がります。
[さわかみファンドのメッセージの効果は?]の続きを読む

さわかみファンドから資金流出を食い止められるか

 さわかみファンド運用サイドでも、さわかみファンド解約による投資資金流出の危機感を抱いていたようです。9月19日にさわかみ投信のホームページに「長期投資家の皆様へ」と題したメッセージが記載されました。
 この1週間に発生した様々なイベントに呼応して、さわかみファンドへファンド解約注文が相次いでいることが十分に示唆されますので、直近のスポット注文状況を試算してみました。
すると・・・
[さわかみファンドから資金流出を食い止められるか]の続きを読む

2証券会社でバンガードETFの取扱が開始される

 多くの投資関連ブログでも既に紹介されていますが、低コストで有名なバンガードETFがいよいよ、日本の証券会社でも購入可能となります。購入可能となったのは、いずれも米国株を投資対象とする2本であり、コストは年0.10%以下とアメリカ株式市場への低コスト投資が簡単に行なえてしまうのです。
バンガード取扱開始ETF
ティッカーファンド名投資対象経費率
(管理報酬等)
VBVANGUARD SMALLCAP ETF
(バンガードスモールキャップETF)
米国中小型株年0.10%
VTIVANGUARD TOTAL STOCK MARKET ETF
(バンガードトータルストックマーケットETF)
米国株全体年0.07%

 先駆を切ったのは、マネックス証券で9月22日国内約定分から取扱開始(9月18日発表)、続いて楽天証券が9月26日国内約定分から取扱開始(9月19日発表)と立続けに発表されました。この両証券会社では売買手数料が若干異なりますが、1回の取引に日本円で2千5百円から3千円程度程度必要となります。(為替手数料を除く)
 現時点の上記2ファンドの1単位の価格は60ドル台ですが1回当りの売買手数料を考慮すると、ある程度まとまった単位で購入した方がいいでしょう。
 
 さて、あまはらは今回のバンガードETFを購入するかといいますと・・ 
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