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IHIの業績下方修正をどう判断するか?

 日本3大重工業会社の一つであるIHI(7013)が業績予想の大幅下方修正を2007年9月28日に発表した。私にはIHIよりも旧社名の石川島播磨重工業がよりなじみがあったりします。今回の大幅下方修正の原因はエネルギー・プラント事業において採算管理されていなかったと報告されています。
 さて、まだら模様の投資生活ではIHIを特に取り上げたのは他でもありません。さわかみファンドがIHIを主要投資対象として株式保有しているからです。さわかみファンドは2007年8月23日に第8期決算を行っていますが、決算時点の保有状況は以下の通りでした。
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運用ポートフォリオ(2007年第2四半期)

まだら模様ポートフォリオ

 2007年第2四半期も終わりを迎えたため、まだら模様の投資生活では当四半期の投資状況に対する振返りと第3四半期の投資方針の策定を行った。
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さわかみファンド2007年9月顧客数は減少!!

やっぱり、数字の6を8と読むのは無理がありましたね。さわかみファンドには適正な報告書を作成する体制が整っているようです。意味がわからない方はまだら模様の投資生活エントリーさわかみファンドの口座増加が止まった?!をご覧ください。
 そうです、本当に口座増加が止まったのです。1999年8月のさわかみファンド設定以来、はじめてのことではないでしょうか?
さわかみファンド顧客数増減推移

さわかみファンドレポート(2007年9月28日基準)上には直近1ヶ月の顧客数異動として489名の減少と報告されています。但し、9月18日以降の直近9日間で319名の増加ですので、顧客流出は9月の前半に集中して発生したと解釈できます。
 実は、前月のさわかみファンドレポート(2007年8月31日基準)上の顧客数と2007年9月28日基準の顧客数の増減を単純に計算した結果と、さわかみファンドレポートに記載する増減するは100人以上合わないことが判明しました。

 -613(計算上の増減数)=107,119(9月28日)-107,832(8月31日)

 ここで再び、まだら模様的推測を行うのですが今回はさわかみファンドレポートにおける直近1ヶ月の基準日は、前月応答日を採用していると仮定してみました。すなわち、さわかみファンドレポート上の増減数は2007年8月28日基準の顧客数からの増減を記載していると捉えるのです。この推測が正しければ、8月29日、8月30日、8月31日の3営業日で、顧客数は224名増加したと算出できます。この推測は妥当性があると考えるのですが、果たしてどうなのでしょうか?

 -489(レポート上の増減数)=107,119(9月28日)-107,608(8月28日)

一方、さわかみファンドの定期積立購入者の推移については、顧客数の増減の影響を受けずに着実に増加していると報告されています。
 しかし、定期定額積立においては諸事務手続きおよび引落サイクルに依存して、顧客申込から口座引落開始までに1ヶ月以上の期間を必要とするため、どの時点で認識しているのかを検討する必要があります。しかし、さわかみファンドレポートには定期定額数の算出基準が明示されておらず恣意的な要素が混入している可能性は否定できません。
 そこで上記グラフにおける顧客増加数と定期定額数の変化に着目すると相当程度の相関関係が認められることがわかります。従って、レポート上の定期定額数は申込ベースの計算である可能性が高いと推測しています。

 顧客数減少など、悪い兆候が観察されたさわかみファンドですが、通常の個別株式投資では不調の兆候が見られたら一旦ポジションを縮小するのが掟ですが、さわかみファンドのような投資信託ではどのような行動をとるべきでしょうか?
 私は資金流入が継続する限りにおいては特段のポジション変更を検討する必要はないと考えています。新鮮な資金流入に頼るさわかみファンドにとって、資金流入が途絶えた時にはさわかみファンドの投資哲学である経済の大きなうねりにのる運用が充分に遂行できなくなるからです
⇒経済の大きなうねりとは
⇒さわかみファンドの口座増加が止まった??

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アクティブバリューオープン(アクシア)の投資対象銘柄は業種志向

 T&Dアセットマネジメントが運用するアクティブ日本株式ファンドであるアクティブバリューオープン(愛称アクシア)は現在どのような投資を行っているいるのであろうか?アクシアの投資対象銘柄の傾向を調べることにより考察してみることにする。
 アクシアの投資対象企業上位10社
 2007年8月末投資比率前期決算(2007年2月27日)投資比率
1丸紅5.3%トヨタ自動車5.3%
2トヨタ自動車4.7%丸紅5.2%
3みずほファイナンシャルグループ4.3%みずほファイナンシャルグループ4.1%
4三井物産4.1%三菱UFJファイナンシャルグループ4.0%
5三井住友ファイナンシャルグループ3.7%三井物産3.8%
6三菱商事3.3%三井住友ファイナンシャルグループ3.8%
7伊藤忠3.2%三菱商事3.5%
8新日本製鉄2.9%伊藤忠3.4%
9三菱UFJファイナンシャルグループ2.9%新日本製鉄3.3%
10商船三井2.5%住友商事2.8%

 前期第11期決算(2007年2月27日)から約半年後の投資銘柄推移を比較したが、非常に特徴的な投資行動が見られた。
  1. 総合商社大手5社および銀行大手3社で投資比率上位を独占
    • 銀行は東証時価総額に占める割合が高いため、一定の市場連動型運用を志向する場合にはトヨタ自動車などと同様に、一定割合組入れる意味があるが、総合商社に関してはTOPIXウエイト(市場平均)に対して大幅にオーバーウエイトしている。
  2. 業種セクター単位で投資対象とするか否かを判断している。
    • 銀行、総合商社どちらについても主要銘柄全てに投資しており、個別銘柄特性に着目して集中投資するような投資方針を採用していない。実際にアクシアの運用報告書(2007年2月27日)において、セクター単位で投資判断を行っている状況が読み取れる。
      • 運用概況に「鉄鋼セクター内での組入れウエイトの調整」の記載
      • 前期末(2006年2月27日)に保有していた「電力株・ガス株」全てを(東京電力、中部電力、関西電力、九州電力、東京瓦斯、大阪瓦斯)当期末(2007年2月27日)に一括売却している。
 業種セクター単位を投資をアクシアが志向する原因としては、景気の影響がどのように企業に及ぶかを考察する必要がある。一般的に景気の影響は事業環境の変化に起因するため、業界内の特定企業に限定せず、業界全体にある程度共通して波及するものである。
 数年サイクルの景気循環に着目し、業績回復段階に至った企業を投資ターゲットとするアクシアでは、セクター単位での投資判断を行うことが合理的である。そして、特定銘柄の株価に大幅な変動が生じた場合には同一セクター内で値上がり銘柄の売却(利益確定)および値下がり銘柄の購入による組入れウエイトの調整を行っていると予測される。
 アクティブバリューオープン(アクシア)は事業環境全体に着目した投資を実践するアクティブファンドなのである。
 2007年8月末現在では総合商社、機械、鉄鋼および海運業をTOPIXウエイトに比較してオーバーウエイトしている状況である。今後、どのような投資行動を採用するのか注目に値する投資信託である。

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アクシア(アクティブバリューオープン)の投資哲学

 日本株式アクティブファンドとして有名なT&Dアセットマネジメントが運用するアクティブバリューオープン(愛称:アクシア)を最近注目している。アクシアの投資成績はここ数年来ずっと好成績を継続しているため、個人投資家の間では既に著名な存在といえる。
 まだら模様の投資生活サイトにおける日本株アクティブファンド代表であるさわかみファンドと比較してみることにする。

アクシアとさわかみファンド費用と成績(騰落率は2007年8月末基準)
 アクシアさわかみファンド
信託報酬(%/年)1.08151.05
騰落率1年(%)12.13.2
騰落率3年(%)89.848.2
騰落率5年(%)183.597.7

 騰落率に着目してみると、いわばインデックスファンド化し始めているさわかみファンドとアクシアの投資成績の差は以下のチャートのように歴然としている。さらにアクシアは途中で配当を支払っているので(直近4期に各200円ずつ配当)、実際にはチャート以上に差がついている状態である。但し、直近3ヶ月実績については(1)下げ相場であったこと、(2)金融株を組入れていないことなどの強みを発揮し、さわかみファンドの方が騰落率が勝っている。さわかみファンドの価格変動リスクの小ささはこんなところにも現れていました。
 次に信託報酬等の費用構成については、さわかみファンドの方が廉価である。表面上の差額は0.0315%とわずかであるが、さわかみファンドの信託報酬には監査費用、信託事務諸費用など通常は信託財産負担となる費目を含んでいるからです。
アクシアとさわかみファンド基準価額比較(5年)
 アクシアさわかみ騰落率5年

アクシアとさわかみファンド基準価額比較(1年)
アクシアさわかみ騰落率比較

アクシアとさわかみファンド基準価額比較(3ヶ月)
アクシアさわかみ騰落率比較

※青線:アクティブバリューオープン(アクシア)、赤線:さわかみファンド)
 さて、私がアクシアに注目したきっかけは何気なく見たアクシアのマンスリーレポートに記載する投資方針が目についたからです。マンスリーレポートの3ページ目以降にアクシアの投資哲学が要約されています。
 一見、さわかみファンド運用側が想定する長期投資サイクルの経済のおおきなうねりとよく似た形の波であるのですが、アクシアでは焦点を当てる波の規模が異なっているのです。アクシアはより短期循環の波(いわゆるキチンの波、ジュグラーの波)による業績変動に焦点を当てて投資判断を行っているのです。それは、業績悪化から業績低迷段階の企業には手を出さずユニバースとして注目し続け、業績回復の兆しが見えた段階で資金投入し、実際に業績上昇して人気化し、価格プレミアムが付いた段階を売却出口をする戦略なのです。
 アクシアの投資スタンス

 さわかみファンドとアクシアは乗ろうとする波の大きさがそもそも異なるため、成績を比較するのは適切ではないかも知れませんが、現在のところ、投資成果に大きな差がでていることは事実なのです。
 投資は資金を投げた後に結実をどこまで待てるかが大事ですが、さわかみファンドの投資が大きな果実となる時まで待てない人もいると思います。
 比較的短期の景気循環サイクルにおける企業価値と価格の乖離に着目するアクシアへの投資は検討する価値があるのではないでしょうか?

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