月次積立投資で資産形成し、投資家の立場から社会貢献を目指しています

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ファンドオブファンズ投資信託の基準価額算定はこんなに難解です!

 皆さんは市場の相場変動と投資信託の基準価額変動のタイミングがずれているケースがあることをご存知でしょうか?あるいは、投資信託を申し込んだ場合に基準価額適用日が投資信託ごとに異なっていることをご存知でしょうか?海外市場を投資対象とする投資信託の基準価額はどのようにして計算するのでしょうか?
 これらを知るにはファンズオブファンズ形式の投資信託の基準価額の計算の仕方を完全に理解すれば答えることができます。全てを解説するには及べませんが、少しかじってみることにします。

 まず、日本籍の公募型投資信託は毎営業日に基準価額を計算および公表することが義務付けられているのですが、ファンドオブファンズの場合は各組入ファンドの基準価額を入手して計算を行います。ここで、ファンドオブファンズ形式投資信託の基準価額算出に最も重要な点は「確実に」全ての組入ファンドの基準価額を入手することとなります。もし、組入ファンドの基準価額が入手できなければ、ファンドオブファンズの基準価額の計算自体が不可能となるからです。

 ここで、もしファンドオブファンズが各組入ファンドの当日基準価額に基づき基準価額を計算するとしていた場合、組入ファンド会社のシステム不具合等などの原因により組入れファンドの基準価額が提供されない事態が生じると、連鎖的にファンズオブファンズの基準価額も計算されない事態を招いてしまいます。そこで、基準価額が算出不能となるリスクを回避するためにありがとう投信のありがとうファンド、セゾン投信のファンド(セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドおよびセゾン資産形成の達人ファンド)のようなファンドオブファンズの基準価額算出には組入ファンドの前日基準価額を適用することで基準価額未公表リスクを回避しているのです。

 次に海外株式もしくは海外債券を投資対象とする投資信託は購入申込日の翌営業日の基準価額を適用する場合がほとんどであるがこれはどうしてでしょうか? これは海外資産を持つ投資信託の基準価額については以下の2プロセスで構成されていることを理解する必要があります。

  1. 海外資産の現地通貨での時価評価
  2. 時価評価額の日本円換算
例えば欧米を例にすると、海外市場での価格は日本時間の前日夜から当日明け方に確定した価格が直近値となります。それに当日午前の為替相場を適用して当日の基準価額を算定するのです。すなわち、申込日当日の基準価額を適用する投資信託が存在すれば、おおよその適用基準価額が予測できることになります。しかし、実際には申込日翌日の基準価額を適用する投資信託がほとんどであり、日本株式や日本債券を投資対象とする投資信託で可能な当日の相場状況を見て申込を行うタイミング投資は海外資産を投資対象とする投資信託は行いにくい状態です。

 ファンドオブファンズの基準価額計算タイミングの具体例を趣味レートすると3月22日(木)に買付申込をした場合に適用される基準価額は翌営業日の3月23日(金)市場取引後に計算され、3月24日(土)の日本経済新聞に掲載される価額である。なお、3月23日(金)にファンドオブファンズが公表する基準価額は、前営業日となる3月22日(木)に各組入ファンドが公表した基準価額を元に算出している。 ここで、3月22日(木)に各組入ファンドが公表した基準価額は投資対象が日本であるか、外国であるかにより計算基準が異なります。もし、投資対象が日本(日本株式、日本債券、J-REIT)などは当日(3月22日(木))の市場動向を反映しているのに対し、投資対象が海外資産である場合は前日夜間(3月21日(祝))の取引市場と3月22日(木)朝の為替市場の内容を元に計算することとなる。さらには各海外市場が休場などの場合にはその前営業日の基準価額となり、外国籍ファンドを組入れ対象としている場合は、外国との時差の影響が生じるのである。

 まるでパズルのようですが、その代表としてセゾン投信が運用するセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドなのです。

  1. ファンドオブファンズ形式の投資信託であること
  2. 外国籍(アイルランド籍)投資信託を組入れていること
  3. 海外市場を投資対象とするファンド組入れていること
  4. 申込日翌々営業日の基準価額での取引となること
  5. 85%を海外資産に投資することとなり、基準価額への影響が大きい
 くれぐれも、セゾン・バンガードグローバルバランスファンドでは短期的視点による市場タイミング投資などは行わず、中長期視点に立って毎月積立で購入し、積立金額を調整することで市場と上手に付き合う投資方針がいいのではないでしょうか。




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セゾン投信運用開始

セゾン投信の2投資信託が3月15日新規設定されました。

<当初募集額>
セゾン・バンガードグローバルバランスファンド約6億円
セゾン資産形成の達人ファンド        約2億円
 
バンガードに関しては若干予想よりは少ない所感です。
達人ファンドについてはまあ、小さく産まれましたといったところ
でしょうか(^^;

ちなみにたかあまはらも両方購入いたしました。

特徴は今のところ、基準価額の変動が著しく小さい!!の1点
ですね。

 3月22日の外国株式、外国債券は共に大幅な値上がりを記録したにもかかわらず、バンガードファンドは0.7%の値上がりと
本当にポートフォリオの85%が外国株式、外国債券で構成されているのか疑問を呈する状況です。
 達人ファンドはまだほとんど現金状態と想定されますが、0.23%上昇したことから少しはバンガード日本株式インデックスを購入しているでしょう?

 値動きが小さい商品になりそうなことが既に確認できましたので、今後に期待しています(^^;




まだら模様的な資産運用ポートフォリオ報告

 まだら模様の投資生活サイト開設時からの成長の過程をポートフォリオの内容として、順次公開していくことにします。まず最初にサイト開設時現在の資産運用を公開します。
20070311173226.jpg

私なりにまとめたポートフォリオの特徴と今後の方針は、以下のようなものです。
  1. ファンドオブファンズクラスに含むのは独立系投信会社が運用するさわかみファンドおよびありがとうファンドの2本です。今後、セゾン投信が運用するセゾンの資産形成の達人ファンドも毎月積立で購入予定ですので、今後も投資割合を漸増させていく方針です。まだら模様の投資生活サイト的には最終的に50%以上を任せるつもりの資産形成本筋の投資クラスなのです。
  2. 日本株式クラスは全て個別株式で構成され、投資信託はありません。私自身で企業を数社ピックアップした上で集中投資して投資心を醸成するために保有しています。概ね、20%を上限に考えております。すわわち、実際には残りの80%で資産形成を行う目論見であり、この20%で投資を楽しみます。なお、日本株式クラスには現状では自社株が多数含んでいるところが悩ましいところなのです。
  3. 日本債券クラスは全て個人向け国債ですが、セゾン投信が運用するセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド購入にともない、ファンド投資額の9%が追加されますので、途中売却することも検討しています。2008年4月からは途中売却時の中途解約手数料が直近2回分の税引前利息から直近2回分の税引後利息に変更される予定ですので、途中売却へのハードルが下がっております。
  4. 外国株式クラスは全てMSCIコクサイインデックスに連動する中央三井外国国債インデックスファンドです。
  5. 外国債券クラスも外国株式同様、中央三井外国債券インデックスファンドおよび年金積立インデックス海外債券ファンド(ヘッジなし)と先進国インデックスで固めており、エマージング諸国は含んでいません。
  6. 現金運用クラスは17%と多めですが、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに10%程度購入する予定ですので、投資割合は落とすつもりです。

以上のようなポートフォリオですが、今後どのような変貌を遂げて、どのように成長していくのか、私自身大いに期待しているところなのです。
⇒まだら模様ポートフォリオに占めるさわかみファンドの割合へ
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ファンドオブファンズ投資信託を時間コストの節約に使おう

 ファンドオブファンズ形式の投資信託は組入ファンドの信託報酬とファンズオブファンズの信託報酬を支払う必要があるため、「信託報酬の2重取り」などと批判されることが多い投資信託ですが、私はありがとうファンドは毎月定額の積立で購入していきますし、今後新規設定されるセゾンの資産形成の達人ファンドに対しても積立投資を始めていきます。その本心は投資戦略と投資戦術も含めて一括アウトソーシングさせてくださいとのことなのです。

 まず、ファンドオブファンズ形式のファンドにおいて各組入ファンドへの投資タイミングおよび組入比率調整役のファンドマネージャーを別名ゲートキーパーと呼んでいます。
 ファンドのゲートキーパーの主要な役割なのですが、実は個人投資家が毎日、日常生活で行っている色々な判断と特に変わりません。その判断とは「何を買って、何を売ろうか?」ということです。少し小難しくいうと価値を価格で交換する裁定取引の一種なのです。裁定取引というと高度な金融テクノロジーのように聞こえますが、何のことはありません。一般生活にブレイクダウンすると晩御飯を肉料理にしようか、魚料理にしようかあるいは麺類で済ますかなどのレベルと同じなのです。何をすれば自分にとってより多くの利点が得られるのかの一点につきるのです。その利点を測定方法が人間生活の行動で色々異なるのです。

このように裁定取引は投資信託のような投資財に関わらず、消費財でも裁定取引は日常的に発生するものなのです。
 横道にそれましたが、ファンドオブファンズ形式の投資信託では投資信託への投資額の範囲内において、その裁定取引をゲートキーパーに委託することになります。価格が価値よりも下落していると判断したときに組入れファンドを購入し、価格が価値よりも過大評価しているときには組入れファンド売却を含めた資金管理を行うのがゲートキーパーの役割なのです。

 何事もタダではできませんので、ゲートキーパーへの信託報酬の支払は裁定手数料として許容すべきものなのです。個人投資家の皆さんの中には自分で判断している限りにおいてはコストは無料と考えている人も多いのですが、そんなことは決してありません。
 個人投資家が判断するという時間という機会コストを支払っていることを理解しなければなりません。
⇒投資信託の手数料体系の不思議?
⇒投信会社の収益構造とは?

セゾン資産形成の達人ファンド(その2)

 投資信託を長期運用する場合、低コストであることが非常に重要なファクターの一つとなる。そこで、直販型投信会社がアクティブファンドとして運用するセゾン資産形成の達人ファンド、さわかみファンドそしてありがとうファンドの各ファンドについて、信託報酬、発生費用負担先の比較を行った。

直販投信会社ファンドの信託報酬ならびに各種費用負担
ファンド名純資産区分信託報酬率(%/年)コスト負担
委託会社販売会社受託会社売買手数料信託事務諸費用監査費用立替金利息
さわかみ
ファンド
なし0.5775%0.3675%0.105%顧客委託会社委託会社委託会社
ありがとう
ファンド
250億円まで0.462%0.378%0.105%顧客委託会社委託会社委託会社
250億円超
500億円まで
0.4515%0.3465%0.0945%
500億円超
750億円まで
0.441%0.315%0.084%
750億円超
1000億円まで
0.4305%0.2835%0.0735%
1000億円超0.42%0.252%0.063%
資産形成の
達人ファンド
800億円まで0.315%0.21%0.042%顧客顧客顧客顧客
800億円超0.3213%0.2142%0.0315%
グローバル
バランスF
800億円まで0.2709%0.1806%0.042%顧客顧客顧客顧客
800億円超0.2772%0.1848%0.0315%

 まず、直販投信会社が設定するファンドは受託会社がすべて同一(日興シティ信託銀行株式会社)であるにもかかわらず、セゾン資産形成の達人ファンドの受託会社の信託報酬率はさわかみファンド(目論見書22P)、ありがとうファンドの受託会社信託報酬率と比較して、-0.063%~-0.126%/年と相当割安な設定となっている。(表中の黄色部分)。これは、セゾン投信の親会社である(株)クレディセゾンの信用力によるものであろう。信用力の大きさにより低コストを実現できたともいえる。特にありがとうファンドと比較すると受託会社信託報酬の差が顕著であり、ありがとう投信の村山社長も信託報酬の差が信用力に基づくものであることを暗に認めているコメントが公開されている。 ありがとうファンドとセゾン投信のファンドは共にファンドオブファンズ形式であるため、受託保管する対象は組入ファンドの受益証券と現金(短期金融資産)であり、受託会社の事務費用の規模に着目するとほとんど同一であるはずである。

 次にセゾン投信ファンドの委託会社の信託報酬率もさわかみファンド(目論見書22P)ありがとうファンドと比較して低コストである。但し、委託会社の信託報酬率に着目する場合は、ファンド運営に掛かる諸費用の負担先も合わせて考慮する必要がある。(表中、緑色部分)
 セゾン投信が設定するファンドの諸費用負担は顧客持分である信託財産であり、委託会社でないのである。この点はセゾン投信のファンドが顧客にとって特段に不利な条件であるのではなく、逆にさわかみファンド(目論見書22P)ありがとうファンド(目論見書29P)が異例ケースなのである。

 私はさわかみファンド、ありがとうファンド、セゾン資産形成の達人ファンドは同列としてみているが、新たに組成されるに順に徐々に質の高い投信に仕上がっているようにとれるが皆さんはどうであるうか?その点、資産形成達人ファンドも今後の成長が期待できそうだ。




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