月次積立投資で資産形成し、投資家の立場から社会貢献を目指しています

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上昇相場に乗れない直販アクティブ投信

 2012年の1月から3月の3ヶ月は、年初から継続的に株高・円安傾向が続き、TOPIXは年初から2割近く上昇、ドル円相場も7.5%上昇となりました。
 日本の投資家にとっては、日本/外国、あるいは株式/債券いずれの資産クラスに投資していても、評価額が上昇しているはずですが、特に日本株式に投資する投資家にとっては気分の良い四半期となったのではないでしょうか?

 直販投信に積立投資を行っている投資家としては、直販投信アクティブファンドも日本株式を投資対象としていることから良好な成績を期待したいところですが、結果は以下の通りとなりました。

直販アクティブファンド2012年1-3月基準価額騰落推移

インデックスを上回ることは出来ず

TOPIXの3カ月騰落率17.26%を上回る成績を残したのは「さかわみファンド」1本のみでした。
 但し、TOPIXは配当無であるのに対し、さわかみファンドは配当込の価格で嵩上げされています。(さわかみファンドの3月末決算配当落ち日の基準価額を考える参照)
従って、実質的には全ファンド、インデックスをアンダーパフォームする残念な結果と言えます。

株式運用部分では相応の成績を残した「結い2101」

 現金運用部分を持ったファンドは、上昇相場においてはインデックスについていくことがより困難となります。
 直販アクティブファンドの中で現金運用比率が高い結い2101は、大きくTOPIXを下回りましたが、1月~3月の現金運用比率が35%前後のため、株式運用部分のみで評価すると、TOPIX(17.26%×65%=11.2%)相当の成績でした。
 結い2101には、長期的に保有し続けることができる投資先の深掘を期待したいところですので、株価面でもTOPIX相当になれば、質的にも価格的にも満足できる成績と評価しています。

現金比率の変更ではカバーできなかった「ひふみ投信」

 直販アクティブファンドの中では、現金保有比率を変更する方針を持つ「ひふみ投信」ですが、1月末、2月末と90%超の株式比率を保った(月中に、どうなっているかは不明ですが・・)にも関わらず、大きくTOPIXに負けたファンドとなりました。投資対象が中小型株中心のため、1月~3月の全員参加型上昇相場の波に乗り切れなかった面がありそうです。

 個人的には積立投資中の、結い2101、ひふみ投信はそれぞれTOPIXを大幅にアンダーウエイトする結果となりましたが、まだら模様の投資生活ポートフォリオ全体は、全体の75%を占める個別株式の運用でカバーし、3カ月でプラス25%を超えて来ました。相場過熱の兆候も見えてきていますので、来る下落相場に備え、4月以降は徐々に個別株式ポジションを減少させる予定です。


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ひふみ投信
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アクティブ投資信託に対する役割期待

東日本大震災を経て、直販投信会社が運用するアクティブファンド(4ファンド)の運用成績がどのように変化しているのか興味があったので、2011年の騰落率として比較を行った。

直販アクティブファンド基準価額(1月~4月)

  1. 一旦、東日本大震災でリセット

  2. 東日本大震災前の3月10日時点では、各ファンド(さわかみファンド、ひふみ投信、コモンズ30ファンド、結い2101)およびTOPIX間で、最大6.52%(ひふみ投信とコモンズ30ファンド)あった騰落率差は、2営業日後の3月15日には3.85%(コモンズ30ファンドと結い2101)まで縮小した。
     震災前には基準価額が最も堅調に推移したひふみ投信は、3日間の急落過程では最も大きな影響を蒙り、直販アクティブファンドの中では最も高リスクの価格変動を示している。また、以前から最も低い価格変動率を示していた結い2101も、急落の価格下落となった。レースに例えると、レース中止、再スタートといったところだろうか?
  3. 震災後の戻り過程で騰落率差が広がる

  4. リスタートの形となった、3月16日以降の戻り局面では、4月末時点でTOPIXからひふみ投信まで騰落率で±5%まで差が広がっている。
     最も良好な成績を残した「ひふみ投信」は、震災発生翌週の具体的な投資行動を月次運用レポートひふみのあゆみにてダイナミックな投資行動を報告している。
     結果的には誤った判断と結論付けられる行動が紛れる場合も多々あるだろうが、取引市場での需給バランスが価格に与える影響が大きい「上場株式」を投資対象として選択する投資信託である以上、取引市場を注視し、変化に即応できる体制を持っていることが必要だ。


 特に、投資を生業とせず、資産形成の手段として活用する個人投資家にとって、日中は市場からは離れているため、市場急変に際して自ら動くことができない。そこで、アクティブ投資信託の運用者が投資信託のポリシーに基づき市場に即した行動を行うことは、最も期待される役割といえる。結果が備われば尚更ですね。





ひふみ投信


コモンズ30ファンドの分配金支払は永遠に・・

コモンズ30ファンドは2011年1月18日に第2期決算を迎えましたが、1万口当たり分配金130円を支払う決定を行った。これで、第1期の分配金120円支払いに引き続き2期連続の分配金支払いとなった。

 至極、残念な気持ちで一杯です。

 分配金再投資型投資信託で分配金支払いなどは顧客のためを思った行為とは、全く想定できません。(記事:毎月分配型投資信託の功罪ご参照)

 運用成績が良好であった第1期の支払時点では、清濁併せ呑むことも出来たのだが、第2期も引き続き分配金支払いを行ったということは、分配金支払いは「コモンズ30ファンド」の方針といえます。

 果たして、コモンズ30ファンド運用者は、コモンズ30ファンドの受益権口数を徒に増加させることに積極的になれる理由があったのでしょうか?

 仮に投資対象企業が支払った配当金を右から左へ分配金として横流ししているだけであれば、何の価値を提供するために「投資信託」という器をわざわざ用意したのでしょうか? 
 投資信託が提供できる価値は、単に投資資産を保管するだけの貸金庫のような、単なる器では決してなかったはずです。
 
 既に予告していましたが、あまはらは、分配金を支払う方針と長期投資と相容れるとは思えませんので、残念ですがコモンズ30ファンドからは完全撤退することにしました。





ひふみ投信


直販ファンドの2010年運用結果を振り返る

 今年2010年は、直販投信会社が運用するファンドに鎌倉投信の結い2101が3月に新たに追加されました。結い2101の組入れ対象銘柄からは、鎌倉投信が提案する独自の投資スタイルが次第に姿を現しているようであり、これまでの投資信託とは異なった運用が大いに期待できそうです。

 実際、投資信託という投資手段は、間にファンドを介することで生じる「投資家」と「投資対象企業」の距離感が「投資を実感する」上での障害であったのですが、鎌倉投信が行っている距離感の垣根を取っ払う努力は今後、「投資思考」が普及する中で社会風土の形成にも貢献できているのではないでしょうか?

 さて、1銘柄ラインナップが増加した直販投信ファンドですが、2010年の運用成績を比較してみました。まずは、ファンドを投資対象とするファンドオブファンズ銘柄からどうぞ
[直販ファンドの2010年運用結果を振り返る]の続きを読む

(続)コモンズ30ファンドを自分で創る

 今年2010年2月、「コモンズ30ファンドを自分で創る」と題したエントリーのその後です。
 前回以降、コモンズ30ファンド受益者にも、投資対象としている30銘柄の全てが公開されました。(すみません。かなり前3月末には公開されています。)

 さらに前回2月のトレースと比較すると、2月から3月の間に1銘柄除外された銘柄があることがわかりました。「30年目線の運用」をキャッチフレーズにする、コモンズ30ファンドでも、全く銘柄の入れ替えがない訳でなく、コモンズ30ファンド運用者が投資対象に対する投資意思の強さを継続的に確認しているようです。

 さて、その銘柄は何でしょうか?
 コモンズ30ファンドの投資銘柄一覧を見てみることにします。
[(続)コモンズ30ファンドを自分で創る]の続きを読む
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