月次積立投資で資産形成し、投資家の立場から社会貢献を目指しています

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アクシアの運用成績は低迷が続く

 T&Dアセットマネジメント社が運用する日本株アクティブファンドの「アクティブバリューオープン(愛称:アクシア)」ですが、2008年8月単月の投資成績はベンチマークのTOPIX(東証株価指数)の下落幅(3.75%)を大幅(約3.2%)に下回る成績に終わっている。

大手商社株のオーバーウエイトが悪影響か?

大幅なアンダーウエイトに至った要因の一つとして、TOPIXの業種ウエイトに対して大幅にウエイトを引き上げている卸売業(大手総合商社5社)の株式が8月に大幅値下がりしたことが挙げられます。
大手商社5社の2008年8月株価騰落
銘柄7月末株価8月末株価8月騰落率(%)9月9日時点
丸紅(8002)793円683円▲13.9%528円
三井物産(8031)2235円1880円▲15.9%1561円
三菱商事(8058)3170円3030円▲4.5%2590円
住友商事(8053)1468円1376円▲6.8%1236円
伊藤忠商事(8001)1080円889円▲17.7%739円

 アクシアのマザーファンドでは、8月に大手商社株に関して、大きな売買は行なわれていないようですが、アクシアマザーファンドの業種組入比率は7月末の17.3%(TOPIX比率:5.2%)から8月末の16.0%(TOPIX比率:4.9%)と、1%以上の減少に至っています。
 ベビーファンドの1本であるアクシア自体への大手商社株下落の影響度は、基準価額に換算すると270円程度、下落率では24%程度になりました。9月に入ってからも大手商社5社の株価急落は続いており、大幅な銘柄入替が行なわれていない限り、2008年9月のアクシアの投資成績もTOPIXを下回る可能性が高いでしょう。
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アクティブバリューオープンの投資状況(2008年6月)

T&Dアセットマネジメントが運用する日本株アクティブファンド「アクティブバリューオープン(愛称:アクシア)」はベンチマークとするTOPIXとの業種ウエイトの配分、および業種内の銘柄選択の両効果により、利益を獲得する戦略を採用しているようです。直近1年間の運用状況では卸売業(大手商社)に対する大幅なオーバーウエイト(TOPIXウエイトを10%以上超過)が特徴であり、2008年6月も引き続いています。
アクシア基準価額変動推移20080630

さて、2008年6月の騰落率はマイナス7.4%とTOPIX(マイナス6.3%)を下回る成績に終わっていますが、純資産残高の変動率は基準価額変動よりも若干上回る大勢が続いています。
 これは、アクシアへ新規資金が流入基調であることを意味しています。アクシアの投資家に下落相場で買いを志向する投資家が多いことは長期投資に適しているでしょう。但し、TOPIXの下落が大きくなった、2008年1月、3月に若干の口数減少を記録したことは残念ですね。(口数減少については、当記事末尾のグラフもご参照)

 さて、2008年6月の銘柄投資状況も振り返ることにします。
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アクシアの2008年5月投資状況

 T&Dアセットマネジメントが運用する日本株アクティブファンド「アクティブバリューオープン(愛称:アクシア)」はその運用安定度には定評あるところですが、2008年5月度も従前からの運用スタイルを継続しているようです。
 月次で開示される投資上位10社中、入替りは1社のみ(住友商事(IN)、小松製作所(OUT))であり、この入替りも売買によるポジション変動ではなく株価変動による単なる入替りと推定され、運用面からは(残念ながら?)際立った特徴が見られませんでした。

アクシアの投資対象企業上位10社
 2008年5月末比率2008年4月末比率
1丸紅5,3%丸紅4.9%
2トヨタ自動車4.3%トヨタ自動車4.4%
3三井物産4.3%三井住友フィナンシャルグループ4.2%
4三井住友フィナンシャルグループ3.7%三井物産4.3%
5三菱商事3.9%みずほフィナンシャルグループ3.9%
6みずほフィナンシャルグループ3.8%東京三菱UFJフィナンシャルグループ3.8%
7東京三菱UFJフィナンシャルグループ3.4%三菱商事3.8%
8キャノン2.5%キャノン2.4%
9伊藤忠2.4%伊藤忠2.3%
10住友商事2.3%コマツ2.2%
上位10社計36.4%上位10社計36.4%

 アクシアの投資状況は本当に変化が乏しく、月次運用レポートを発行する意味合いが少ない気も持っています。本来の投資信託運用の姿はこのような投資なのかもしれません。
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アクティブバリューオープン2008年4月投資状況

 T&Dアセットマネジメント投信が運用する「アクティブバリューオープン(愛称:アクシア)」の2008年4月はベンチマークであるTOPIXを3%以上オーバーパフォームする良好な投資成績を残している。
 アクシアは投資比率上位10社に総資産の35%以上を投資する特定業種へ集中投資ポートフォリオを構築しているため、TOPIX等のインデックスに比べると価格変動率(リスク)は大きい。実際にアクシア(10311962)の騰落率推移をTOPIX(998405)やさわかみファンド(71311998)と比較すると、直近6ヶ月の騰落率はさわかみファンドとほぼ一致していますが(厳密にはアクシアは分配金200円を出しています(2008年2月27日))が、途中の価格変化過程において、アクシアの方が価格変動が大きいことが観察されます。
 但し、アクティブファンド投資に関しては投資家自身の投資ポリシーに沿った投資を行なうべきであり、単純に価格騰落率、リスクやシャープレシオのみで判断しない方が賢明でしょう。
アクシア、TOPIX、さわかみ(080514)

 さて、アクシアの2008年4月の銘柄別投資状況ですが、今月もTOP10に新たな銘柄が登場しました。
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アクティブバリューオープンの第12期運用報告

 さて、去る平成20年2月27日に第12期決算を終了したアクティブバリューオープン(愛称:アクシア)ですが、運用報告書が公開されたため、費用率、売買高比率などの運用状況が明らかとなっています。
 まず、運用報告書に開示されている1万口当りの費用を金額単位に変換することでファンド経費率を算出することにします。尚、運用報告書注記に従い、平均基準価額を用いた簡易計算により、1万円当りの費用に関すると以下の通りとなりました。
アクシアのファンド経費率
費目1万口当りの費用1万円当りの費用
信託報酬220円103円
売買委託手数料8円3.7円
監査費用1円0.46円
合計208円107.1円

 アクシアの投資家が支払った総費用率は純資産残高に対し1.07%となり、アクティブファンドとしては良好な水準となりました。
 うち、売買委託手数料の0.037%は平均純資産残高に対しての計算結果ですので、売買金額に対する売買委託手数料率に別途報告されている当期の売買回転率0.40から変換すると、0.092%(=0.037%/0.4)となります。この手数料水準は一般投資家がネット証券会社で売買した場合に支払う手数料率と比較すると、感覚的には妥当と考えられる水準ですね。(100万円売買時に片道920円の手数料を支払うことに相当します)
 売買回転率に着目すると、引き続き低い水準に保たれており大型株中心の安定運用を志向していることが読み取れます。(ちなみに前期11期の売買回転率は0.52です。)
 運用報告書には期末時点の全保有銘柄も開示されているため、今までの月次報告(アクティブバリューオープンはキャノンを買い増しなどご参照)で明らかとなっていなかった追加投資銘柄が凡そ判明していますので、ご紹介いたします。
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